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意識高かった系PdMの苦悩と生存戦略

※かなり前に書いたのに投稿していなかったので、せっかくだから今更ですが投稿します。

今日は、プロダクト筋トレというPdMのコミュニティが主催したプロ筋confで運営をしていたら、すごく触発されたので、自分がPdMの経験から誰に何を伝えられるかな、伝えたいかな、と思っていたらなんか書きたくなったので、今回は

・頑張れない自分を責めている若手PdM
・今後どうしていきたいかわからなくなってしまったキャリア迷子のPdM

に向けて、私の思考と戦略をお伝えできたらなと思ってこのノートを書き始めました。

頑張れない問題

基本的に、みんな頑張っているから本来あまり心配しなくてもいいとは思っているのですが、私個人としては「自分本当に怠惰な人間だなあ」と思ってます。

理由としては、自分の弱み、できないことを明確に把握しているにもかかわらず、改善のための有効なアクションをとっていないからです。

具体的には、PdMの仕事における必要なフレームワークだったり、思想だったり、基礎知識だったりの習得の努力ができてません。

インプットせずにアウトプットばかりし続けても仕事の精度は上がらないと思うのです。(もちろんアウトプットしてからの内省も大事。)

GoogleのEMの知り合いにおすすめされた本を読もうとしました。ちゃんとアドバイスもらってすぐ読み始めました。めっちゃ面白かったです。でもいつしか仕事とプライベートの予定に忙殺されて読むのをやめてしまいました。

技術的な知識も大幅に欠けていますが、プロダクトを(コードを書いて動くものを作るという意味で)最後まで作り切った経験がありません。

入社前、入社後の新卒研修、その後、と3回コードを書いて書いて書きまくってプロダクト作るぞ!と息巻きましたが、

全て途中で何が原因で動かなくなったのかよくわからなくなり挫折してしまいました。

今は、自分でコード書くことを諦めて、エンジニアがアーキテクチャ設計するときに何を考えているのかを知るための文献を読んだりしていますが、それも頑張ったら1日で読み切れるだろっていう量を2ヶ月かけて消化してます。

コードも動くものは作れなくても、とりあえず何ができるのかくらいは理解しようと、チュートリアルを見ながら写経しているのですが、頑張れば二週間くらいで終わりそうなものが3ヶ月経っても終わりません。

…というように、一応アクションを取ろうとしてちゃんと動いてはいるのですが、「いやそうじゃないだろ」感の漂うことしかできてません。

それでも生きてはいけるので、仕事で経験を積んで知識にしていけばいいじゃーんと割り切れたら良いのですが、そうも割り切れるほどさっぱりした性格じゃないので自己肯定感は下がるばかりです。

なので改善するためには、と考えて三つの改善案を出しました。

頑張れる自分であるための改善案

具体的には下記の三つを自分に課しました。

1. アドバイザー業務をしっかりこなす
2. メンターをつけ勉強のペースを整えると共に自分にプレッシャーを与える
3. ビジネスアイディアを考えてプロダクト仕様書を作ってみる

それぞれ背景を説明します。

1. アドバイザー業務をしっかりこなす

ステータス:DONE!

たまたまアドバイザリー業務の依頼をとあるベンチャーのCEOの方から直々にオファーを頂いて、「いや、私如きが…」と断りかけたのですが、

ん?いや待てよ…依頼いただいたということは彼は私にやって欲しい、あるいはできると思っている。
…ということは、断ること自体がその期待を裏切ることになるのではないか?
ここでやるべきは、期待に添えるようベストを尽くすことなんじゃなかろうか?
そして、教えるということ自体が適度なプレッシャーになるので、調べて言語化&可視化することができるのでは?
自分は勉強をちゃんとするモチベーションができて嬉しい。
CEOは私からtoCプロダクトの2年分の経験に基づく知識を得られて嬉しい。
なんだ、win-winじゃん。

と気づいてから、あっさりオファーを受けました。

資料を作りことにおいては、今までなんとなく理解した気になっていた知識をアウトプットする&伝えるためにスライドを作成することにより、理解が深まるいい2ヶ月となりました。

実際の講演会については、自分としてはベストは尽くしたものの、やはり聞き手を理解し切ることができず、「もう少しこのアプローチで説明すればよかった…」と反省点は多いです。今度自分のために反省note書こうと思います。

ただ、少し意外だったのが私にとって当たり前のことが、これからプロダクト開発を整えていく参加していただいた皆様にとっては目新しいことが多く、学びが多かったと好評いただいたことです。

野球をこれから始める方が、プロの野球選手に教わるのではなく、初心者専門のコーチに教わるように、

私だからできること、そこから私が学べること、それを受け取ることができた貴重な二ヶ月だったなと思います。


2. メンターをつけ勉強のペースを整えると共に自分にプレッシャーを与える

ステータス:In Progress!!

教わる教育環境で育ったので、その方法であれば勉強の仕方がわかる…!

ということで、EMの知り合いにお願いして月一で1on1を設定し、そのときに勉強した内容をプレゼンしながらわかっていないことを補足してもらうようにしています。

こうすることで、仕事後の貴重な時間を割いてくれているので、それなりのものを返さねば…!というプレッシャーになり、頑張れる気がしてる…!

そして、メンターが鬼優しいので、

優しさに涙しながら、

自分の心が壊れない程度にプレッシャーをかけながら、

しっかり勉強しようと思います、(やばい、12月分まだできてない)


3. ビジネスアイディアを考えてプロダクト仕様書を作ってみる

ステータス:To Do

これはこれからやろうと思っていることなんだけど、全てを自分で一通りやってみます。(宣言。)

3年目でまだそのレベル?と自分で嘲笑して頭抱えたくもなりますが、

まだ今気づいてよかったと前向きにとって今からでもやる、やります。

そして、今度こそ。

もう自分で描いていたよりもPdMとして成長の遅れをとっている危機感をモチベーションに、今度こそ。

プロダクト作ってみます。一旦すごくすごくミニマムでも良いので。


キャリア迷子問題

大前提として、この選択肢が無限に転がっているこの世の中で、キャリアに迷わない人はいないと思っています。

迷わない人は、選択肢を意図してか意図せずか狭めている人なんじゃないかと。

迷う人は、情報収集して真剣に自分の人生を考えているからなので、決して間違っていることではないので自分を責める必要はないと思います。


それを前提として、私の座右の銘と言っても過言ではない、大好きな言葉たちを軸にどうやって自分が進むべきかを考えてみるnoteをこれから書こうと思いますので、

もし興味がありましたら、こういう考え方もあるんだな、と参考までにお目通しいただければと思います。

ちなみに、疲れたら全く言葉が通じない海外にシュッと行くとショック療法と言いますか、

なんか色々、大丈夫な気がしてきてタフな自分になれるのでおすすめです。

いつかロシアとかウクライナとか、東欧を旅したいなと思って投稿してたのに、行けなくなって途方に暮れているTwitterアカウントはこちらです。


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