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最強のグラウンディング法。

最近、意識して行っている、「グラウンディング」について書いていこうと思う。グラウンディングという言葉を初めて聞いたのは、確か、10年以上前にヨガクラスに通っていた時だった。グラウンディングのポーズをやって、ぐらぐらしながら一本足で立ち、本当にこれでグラウンディングが出来るのかな、と思っていた記憶がある。グラウンディングという言葉を私なりの解釈で書くと、「地に足をつけて生きることで、自分自身が安定していき、他人に左右されることなく、自分軸で生きられること」こんな感じだと思う。今までの私には、地に足をつけて生きる、という言葉が、あまりに当たり前のように聞こえてしまって、理解できていなかったように思う。みんな、地面を歩いているし、特に私は人生の中でテレビやアニメなどもあまり関心がなく、見てこなかった方なので、芸能人やアニメキャラに恋焦がれる、といったこともなかった。だから私は、地に足がついている、と思っていた。(テレビやアニメを好きな人は地に足がついていない、という意味ではありません。あくまで自分の中だけの話です(>_<))私はきちんとグラウンディングが出来ている、と思っていたのだった。しかし、最近になって、グラウンディング、という言葉の認識が変わった。スピリチュアル(精神世界)の分野においては、グラウンディングはとってもとっても大切なものだということを知ったからだ。

スピリチュアルにおけるグラウンディングの認識

私は少し前にレイキを学び、伝授してもらい、現在はレイキマスターとして活動していこうとしているが、初めてレイキをアチューンメントしてもらった時、あまりにエネルギーが強すぎて、そこから一週間ほど、私はエネルギー負けしてしまった。具体的には、眠気がすごくて朝が苦手になってしまったことと、ぐったりして日常生活を送っていく気力が無くなってしまったのだった。はじめは、レイキの影響だとは思っておらず、私どうしたのだろうという感じだったのだが、あとから考えてみて、あれはレイキの影響が大いにあることがわかった。人間の身体には第1チャクラ(股間のあたり)から第7チャクラ(頭頂部)と呼ばれる、エネルギーの噴出口のような、ツボのような場所がある。一つ一つに意味があるのだが、第1チャクラは、今ここにいる、という、存在そのもののエネルギーであり、生命力のエネルギーだ。レイキのエネルギーと繋がると、特に第3チャクラ(おへそのあたり)から第7チャクラまでが活性化して、第1チャクラと第2チャクラが弱くなり、ふらふらしてしまったり、人によっては地球で生きていくという活力がなくなってしまうことがあるようだ。だから、スピリチュアルに精通していくためには、第1チャクラと第2チャクラを強化することが大切で、第1チャクラと第2チャクラが活性化すれば、それに比例するように、第3チャクラ~第7チャクラを活性化することが可能になるようだ。そこで、グラウンディングの出番!グラウンディングをすることで、地球と深く繋がることが出来、第1チャクラと第2チャクラが強くなっていく。私はグラウンディングのワークというものを習い、実践してみると、地球と一体になったような温かさと幸福感を感じることが出来た。ワークの中で、息を吸った時に地球からエネルギーを吸収し、息を吐いたときに、自分の身体の中に溜まっていた不要なネガティブエネルギーを地球に戻し、そのネガティブエネルギーは、地球が綺麗に浄化してくれると頭の中でイメージする、という箇所があった。そのワークを実践していると、私は地球に対して、感謝の気持ちが湧いてきた。私たちに必要なエネルギーを与えてくれて、私の中にあるネガティブなエネルギーを代わりに引き受けてくれて、それをまたポジティブなエネルギーに変えてくれるなんて・・・地球は、私たち人間に、何も求めることなく、ただ、与えてくれていたのだ。私、今まで30年以上、地球にお世話になってきたのに、感謝したことがあっただろうか。毎日無料で、空気を与えてくれたり、お水を与えてくれたりしていたのに・・・ありがたい。地球さんありがとう。そのような思いを抱きながら、グラウンディングワークを行った。これから毎日、このワークを行いながら、グラウンディング力を高めていこう!と思った。

一番最強のグラウンディング法

しかし、グラウンディングの方法は、室内でワークを行うことよりも、さらに強力なものがあると、私の先生は教えてくれた。「もしかして、海に行って砂浜をはだしで歩くことかな?それとも、芝生の上に寝っ転がることかな?」とイメージしながら聞いていると、それは、日々の生活の中で、自然を感じながら、自然と触れ合いながら生きていくということだった。私はそれを聞いたとき、「えっ」と驚いた。それはすでに私が行っていたことだったからだ。私は2013年から2017年までの間、当時の職場の移転に伴い、東京から山梨県に引っ越して、自然豊かな田舎暮らしをしたことがある。その時から、自然の中で過ごすことが大好きになり、山登りや自転車に乗ることが趣味となり、毎日森の中に入っては大好きなバードウォッチングをしていた。道端を歩きながら、そこに咲いている花を楽しんだり、川の流れている音に癒されたりした。毎日、近くの山の風景を見ては、日によって表情が変わる山々に感動を覚えた。たまに、森から出てくる鹿やリス、ニホンカモシカを見ては、癒しをもらい、愛おしさがこみ上げた。夜に見上げた満天の星は、忘れようと思っても、いまだに目に焼き付いていて、忘れることができない。自然の中での生活は、不便なことはあっても、飽きることはなかった。自然界から、たくさんの幸せをもらった4年間だった。その後、私は職場を退職し、埼玉に引っ越し、今は京都に住んでいるが、その時の生き方が身体にしみついていて、自然を感じながら生活するということを、当たり前のように行っている。人間にとって最強のグラウンディング法は、日常生活の中で、こんなにも簡単に行えることだったのだ。現代社会はストレスが多く、鬱になったり、自分で死を選んでしまったりする人が多い。私自身も鬱の経験があるので、それは痛いほどよくわかる。もしかしたら原因の一つに、自然と触れ合う時間をあまりとっていないということがあるかもしれない。自然と触れ合うことにより、地球との繋がりを深く感じることができ、第1チャクラと第2チャクラが活性化し、生きる気力がなくなるということがないからだ。朝起きたら、カーテンを開けて、できれば窓も開けて、太陽の光に当たってみよう。そして、深く深く深呼吸をしてみよう。それだけで、幸せな気持ちになるに違いない。人間にとって本当に必要なものは、すでに身近にあるのかもしれない。

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