「ダイエット」から異常な「食事制限」へ

何回もダイエットを繰り返すと、さすがに失敗にも原因があるのだと知る。

私の場合は、
食事を過剰に減らしていた

脳内は飢餓状態と勘違いする

脳が「もっと食べ物を与えてくれ〜〜」と身体に発信する。

それ故に、もっと食べたくなって、そして食べてしまって、戻るのだ。(この仕組みはもっと詳細があるがそれはとりあえず端折らせていただく。)

食べてしまった後は決まって、ドス黒い煙のような罪悪感が私を襲った。

もう失敗なんてしまいと、今度は身体のことをちゃんと調べた。

本を読みあさって、身体の仕組みと、必要な栄養についてを知った。

・1日三食食べても痩せられること
・どの栄養素だったとしても偏ることこそが良くないこと
・結局はバランスよく、ほんの少しだけ量を減らせば長期的にみて少しずつ体重は減っていく

この3つをしっかり意識して再スタートした。
理想を決めて、計画を立てて、完璧なスタートだった。


そう思っていた。


何をどう勘違いしたのか、自分でも分からないが、恐らく達成感を得たかったのだろう。

1日1500kcalは摂ると決めていたこの計画は、

1日1300kcalに変わり、1000kcalに変わり、900kcalに変わり、

とうとう600kcalに変わった。



1日600kcal。



調べてみて欲しい。
私が好きなオムライスを、レストランで食べたら優に超えてしまう数字だ。

多分、その頃にはもう拒食期が始まっていた。

#摂食障害 #ダイエット #拒食 #食事制限 #エッセイ


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