I go to the moon!
これが誰の言葉かご存知ですか?
これは月に行くことが決まったときの会見で、前澤友作さん(ZOZOTOWN創設者)が発した言葉です。
※正確には『I choose to go to the moon!』で自分が勘違いをしていました。
行政書士として開業する前の中小企業に勤めていたとき。
毎月の手取りは20万円ちょっと。
家賃、車、奨学金の返済、スマホ、食費に光熱費。
自由に使えるお金は多くはなくほとんどお金は貯まらない。
仕事終わり、スーパーからの帰り道。
満月が見えると『I go to the moon』と空に指をさして呟いていました。
直訳通りに「月に行くんだ」という気持ちを表していたのではなく、
・いつかこの生活を抜け出したい
・もっと上にいきたい
そんな気持ちで発していた言葉でした。
今日、支援先のお客様から「井上さんの作った計画書を見てもっと事業を頑張ろうと思えた!」と、感謝の言葉をいただきました。
開業してまだ5ヶ月弱だけど、期待が徒労に終わったことが何回もあった。
提案がうまくいかない日が続いたときもあった。
「自分にはお金をもらう価値がないのかな」と弱気になりかけたときもあった。
それでも、いつか芽を出す、きっと分かってくれる人がいる。
そう信じて進んできた。
その中で感謝の言葉をいただき、肩の力が抜け涙が出そうになるくらい嬉しかったです。
幸い、徐々にですがリピートしてくださるお客様も増えてきました。
あのとき思っていた『上』には辿りついていない。
むしろ何が『上』なのかも分からない。
いつかこれが自分の求めていたものだったんだと思えるよう、
そしてもっともっと価値を提供できるよう歩みを止めずに自分を磨き続けます。
過去があるからこそ今がある。
無駄なことなんてない。
自分が携わることで何かのきっかけになれたら行政書士冥利尽きると、そう感じた1日でした。
2023.5.24 イノウエトモキ
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