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かっこ悪い自分を見せられたら、それがカッコイイ気がした

今日は久しぶりに主催者ではないセミナーで、講師として話す場を頂いた。キャリアコンサルタントとしてどう活動領域を広げたのか?というお題。

まだまだ経験の浅い私ではあるけれど、一応キャリアコンサルタントとして①学生支援、②社会人支援、③求職者支援、④企業領域とキャリア支援としてお仕事になりうる場面は広く浅く一通り経験している。そんな経験を話してほしい!というリクエストにお応えしたものだった。

こう書くとなんとなく『すご〜い!』とか思われそうだが、現実はもちろんそんなに甘くはない。

確かに運は良い方だとは思う。最初の学生支援の仕事は、おそらくちょうど欠員が出てしまったところにタイミング良く応募して、欠員日程の9割以上を埋めることができたから、採用された・・と思う。

求職者支援のセミナーも似たようなもので、たまたま紹介されて訳がわからずに日程入力したら、たくさん出番を確保することができた。アシスタントだったので決して報酬が良い訳ではなかったが、単純に経験が積めるだけで嬉しかった。

でも、フタを開けてみるとたくさんの雑務が全く追いついていないことがわかり、見かねて事務作業を引き受けると申し出た(ボランティアで)。

そうこうしていると、今度は講師が間に合わない…😰という事態も発生し、そんな日に限って私がアシスタントだったりするので、前日にアシスタントではなく、講師よろしく!といきなり振られたり…。それでもとにかく受講者の方にがっかりされないように!と準備を気合を入れてやっていたら、講師としての出番が増え、いつしかお世辞だとは思うが、一番人気の講師だとアシスタントの仲間から言われるようになった。

そして企業への提案では、一度は断られたが何かお役に立ちたい!と思い、情報提供をしたり、お店のご様子伺いに行ったり、時にはその企業の社長が参加する飲み会にそっと参加してお話しする機会を作ったり…と、かなり地道に泥くさい活動をしていき、たまたまチャンスを頂けた。

そう、結構泥くさいことをやってきたのだ。


話しを今日のイベントに戻すと…。

ほんとはそんな風に泥くさい活動の積み重ねで得てきた経験だけれど、資料にまとめると何だかかっこ良くなってしまう…。これだと、『貴方だからできたんでしょう⁇』って言われてしまう。

決してそんなことはない。断じてない。

と思ったのだが、資料を直す時間的余裕はなく、イベントが始まった。

でも、ありがたいことにその泥くさい部分を質問してくれた人がいた‼️‼️

それはとてもとてもありがたかった…。私は遠慮なく泥くさい活動を話した。話そうと決めていたから。かっこ悪くてもいいじゃないと思っていた。

かっこ悪いかもしれないけど、それが誰かに伝わり、自分の目指すことに近づき、チャンスがもらえるのだから。

そんなかっこ悪い部分を正直に伝えたら、多くの方が『やっぱりそうなんですよねー(^^)』と共感の眼差しで画面越しに頷いてくれていた。

そう、だから、一緒に頑張ろう!

私もジタバタしながら、前に進もうともがいている一人。たまたま小さなチャンスをタイミングよく拾えただけ。

でも、その小さなチャンスに出会うコツ?みたいなものが少しわかってきたので、そのチャンスに出会うコツの一部を今日はご紹介した。

そして、カッコ悪い部分も正直に出せた自分が、何だかちょっとカッコイイかも…?って思えた今日だった(^^)

参加した皆さんにとってどんな時間だったんだろう???主催者の方がアンケート取ってくれたから、見るのが怖いようで楽しみだ。



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