2020/12/20(日)中村天平 コンサート＠山王オーディアム

コンポーザーピアニストの中村天平さんのコンサートに行ってきました。
最近、また聴きたくなる気分の時が多くなっていたので、久々に生演奏を体験出来るとても良いタイミングでした。

1曲目はメロディの美しさと、暖かさが心に染みる「一期一会」。
そこからの2曲目は同じくメロディアスな「天空の城ラピュタ」の「君をのせて」のカヴァー。「フレイム」のアレンジのフォーマットに「君をのせて」を乗せたようなアレンジは、マッシュアップ的な感性で楽しくもありました。

その後もオリジナル曲とクリスマスにちなんだカヴァーを織り交ぜながら、全てのアルバムからの選曲での演奏が続く、二部構成でした。

個人的には、組曲「夏の記憶」からの「空を駆ける」と、組曲「クロードモネと私」が聴けたのがとても嬉しく、切なさを感じるところに心を打たれました。

本編ラストで演奏された「火の鳥」は、魅力が凝縮された集大成のような楽曲で、これを聴くたびに「来て良かった」と感じます。

・火の鳥

叙情的な曲のメロディも、激しい曲の迫力も魅力なので、何曲も聴きたくて、本編終了後の、つい複数回アンコールを求める拍手をしてしまいました。

速くてメロディアスな曲が特に好きなので、アンコールの中でも「フレイム」のショートVer.と、複数回のアンコールの最後で演奏してくれた「幻想曲」は嬉しかったです。
「幻想曲」は、天平 & 真央樹での「真・幻想曲」をソロピアノで演奏したようなヴァージョンで、音源とは違ったアレンジに興味津々、新鮮さに興奮しました。