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人的資本経営って何?

人的資本経営とは、

会社の根幹はお金や物ではなく人材である
人の持つ特性(持ち味)を最大限に活かしていこう

という経営思想と言えます。

特性や持ち味は言い換えると「らしさ」であり、つまり、人的資本経営とは「人間らしさ」「その人らしさ」を追求する経営と言えるでしょう。

では、人間らしさとは何でしょう。

言い換えると他の動物との違いは何かということです。
一言で言うと「想像力」が異次元の高さにあると言うことです。

例えば、

・思いやり(相手の立場や気持ちを理解しようとする心)
・向上心(理想や憧れ、もっと成長したいという欲求)
・好奇心(未知のものを知りたいという欲求)
・創造力(新しいものを作り出す喜び)
・羞恥心(自分を省みて情けないと恥じる心)など

いずれも他の動物にはないものです。

このようなことの総称が「人間らしさ」であり、これを大前提として人間の可能性を追求することが人的資本経営の基本ではないでしょうか。


i・PLACE 「メンターとしての中国古典」より

「天の命ずるこれ性といい、性に従うをこれ道という」つまり、持って生まれた人間の特性やその人の持ち味を活かして働くことが、人としての進むべき道である、と説いています。
古典を学び教養を身につけることで、トレンドに流されたり小手先のテクニックに溺れたりすることなく、物事の本質を理解して自信を持って仕事をしていきたいものです。



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