カフェで出逢った本、読みたい本
チェーン店やフランチャイズ店のカフェでも、新聞や雑誌、絵本などを自由に読めるようになっていることが多い。
また、上記と異なるカフェには、そのお店が紹介された情報誌がみられることもある。
そうしたなか、カフェで見つけて印象的だった本が2冊ある。
1冊目はこちら。
表紙と、店員さんがつけたとおぼしき紹介メモにひかれ、手に取った。
コーヒーは好きでも、そこまで詳しくない。
知りたいと思っていても、関連本があまりにも多すぎて書店では選べない。
この本は、そんな私にぴったりだった。
パラパラとめくっているだけでも楽しいが、文章とイラストで詳しく且つわかりやすく、コーヒーについて様々な切り口から教えてくれる。
難しい表現が使われていないため、あらゆる知識がスッと頭に入ってくる。
ページ数が多く、カフェではすべて読みきれなかったのが悔しい。
欲しいなぁ、でも買っても自宅ではなかなか読めないだろうなぁ。
そんな思いが頭を巡っている。
2冊目はこちら。
タイトルは聞いたことがあるようなないような…と、何気なく手に取った。
ちなみに、クリームソーダはあまり注文しない。
そういえば、面白そう!と最後に口にしたのはこれかもしれない。
この本は、そんな私をもワクワクさせた。
各見開きにクリームソーダの写真とその作り方が載っており、これほど色々なクリームソーダがあるのか!と驚かされた。
一通り見終わってから、どうしても読み返したくなった。
2回目は、1回目よりも一つひとつをじっくり見た。
撮られたクリームソーダも嬉しそうで、見ているこちらもときめいた。
コーヒーをいただいた後、紅茶を注文する前に見ていたら、紅茶ではなくクリームソーダにしていただろうなぁ。
次にここへ来たら、クリームソーダもいいなぁと思った。
※下記記事でも紹介したお店である
この2冊との出逢いを機に、カフェに置いてあると良さそうな本について考えた。
冒頭に挙げた新聞、雑誌、絵本などは、あると見たくなる。
それに加え、あくまで個人的な意見だが、下記のいずれかに該当する本があると嬉しい。
・お店のメニューや食器、インテリアに関連したもの
・絵や写真が多めで、ページを繰るだけでも楽しいもの
・お店とは関係のない、店主の趣味嗜好を感じられるもの
書店で、あるいは雑誌や新聞、チラシなどで目にした
美容院で美容師さんが持ってきてくれた
ついていたテレビや、かけていたラジオなどで話題にされていた
…など、自分から探したのでなく、たまたま知った本が思いのほか面白かった、ということはないだろうか。
その一冊を機に、自らの興味・関心の幅が広がったり、斬新なアイディアを閃いたりということもあり得ると思う。
そうした出逢いが、カフェでもまたあるといいなぁと感じた次第である。