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何も捨てることができない人には何も変えることはできないだろう

おはようございます.こんにちは.こんばんは.
56回目のnoteを投稿します,とろたく軍艦です.
 
以前に比べて,趣味にアニメを答える人が多くなったように感じる.昔であれば,アニメを見ているのはアニオタだけで,どことなくキモイという印象を抱かれていた.ところが,最近では,SPY×FAMILYや鬼滅の刃など,多くの人が見るようなアニメ作品が増えたおかげで,アニメ文化が広く受け入れられつつある.
 
私は中学生のときから,アニメを見るのがとても好きだったので,アニメが広く受け入れられているご時世は非常に過ごしやすい.私の最も好きなアニメ作品といっても過言ではないのが,『進撃の巨人』である.こちらの作品も,アニオタ以外に受けいれられた作品の一つである.USJに巨人が置かれていたことを覚えている人も多いだろう.
 
さて,『進撃の巨人』だが,私の好きなポイントの一つは,深いと感じる名言が幾つもあるところである.たとえば,「世界は残酷なんだから」とか「勝てなきゃ死ぬ.勝てば生きる.戦わなければ勝てない」「オレ達は生まれた時から皆特別で自由だからだ」とかが,お気に入りの名言である.
 
そして,その中でも特に大好きなのは「何かを変えることのできる人間がいるとすれば,その人は,きっと…大事なものを捨てることができる人だ.何も捨てることができない人には何も変えることはできないだろう」という言葉だ.
 
初めてこの言葉に直面したときに,心が,魂が揺さぶられたのを覚えている.そして,強く胸に刻みつけて,自分の座右の銘とも言える言葉となった.
 
この言葉と出会って,早10年近くが経とうとしているが,大人になってから,より一層,言葉が胸に突き刺さるようになった.世の中の多くの人が,何も捨てられない人だと気付いたからである.ほとんどの人は,社会的地位や家族,常識などを捨てることができず,会社や国に飼い慣らされてしまっており,御しやすい存在になっている.日本では,サラリーマンのことを社畜などとあげつらうような人がいるが,何てことはない.ほとんどの人が飼い慣らされた家畜のような存在である.
 
では,どうすれば良いのか?答えは簡単だ.自分を,世の中を変えるんだ.そして,何かを変えたければ,何かを捨てなくてはならない.それは,自分の人生かもしれないし,お金かもしれない.社会的地位かもしれないし,家族や,友人,信用かもしれない.当然,大事なものを捨てたからといって,必ずしも何かを変えられるわけではない.だが,捨てないことには変えることはできない.
 
多くの人が,自らの信念に従い,何かを変えることの出来る人間に生まれ変わることを願ってやまない.

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