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たい焼きの夏休み後半戦

暑い。毎日最高気温35℃だとか36℃だとか、真っ赤な太陽のアイコンが並ぶ週間天気予報(ウェザーニュース派)を見るだけでぐったりする。

夏休み前半戦はこちら




7月16日
1ヶ月休めると決まった時、真っ先に思いついたのが、「かき氷を食べに行く」ことだった。人気店は、週末は整理券をとって長時間待ったり、そもそも予約が全然とれない。平日休める今こそ!行く時!かき氷マニアの友達におすすめの店をいくつか教えてもらった。

黄色すいかのかき氷

私は見ていないけど、マツコの知らない世界でも紹介されたらしい。内部に酒粕が入っていて、大人な味わい。メニューが豊富で、どれにするかとても迷った。他の味も食べたくなったので、いつかまた挑戦したいと思う。


17日
散髪した。ちょっとだけルミネで買い物。前職はTシャツジーンズビーサンみたいなカジュアルの極みな格好も全然OKだったけど、次の職場はそうはいかないので、OLのコスプレ服を揃えるべく、ここのところ毎日ZOZOのセール商品を眺めている。

18日
エンド•オブ•ライフ読了。どうしても泣いてしまうから図書館で読めない。最終章を読んで涙が止まらなくなった。心に残る言葉がたくさんあり、付箋をつけた。自分自身や、身近な人が病を得た時に、読み返したい。


19日
5月に追突事故に巻き込まれたため、交通安全お守りを買いに、富岡八幡宮(門前仲町)へ。ついでに自分用の仕事守も買っちゃった。

暑い中お参りする人が絶えなかった


20日
いつも通りののんびりな土曜日。暑くて外に出たくないし、特にやることもないので、娘とヨーグルトゼリーを作った。作業時間は15分くらいで、2時間ほど冷やして出来上がり。甘さ控えめ、さっぱりした味わいに仕上がっておいしかった!簡単だし、またやろう。


21日
子ども会のイベントで、近所のプールの清掃活動に親子で参加。9時開始だけどそれでも暑い。日焼け止めを塗り、帽子とサングラスを装備していてもしんどい。じりじりと肌が焦げる。低温調理されてる肉ってこんな気分か。お茶とスポドリの差し入れがあっていただいたけど、終わった頃にはぐったりしてしまった。

22〜23日
娘、発熱。気づいたら夜中にしくしく泣いていて、おでこを触ったらアッチッチだった。すわコロナか、と思ったけど、咳はなく、本人も喉の痛みはないと言うので、家で様子を見る。結局、一日で熱が下がった。あの高熱は何だったのかと思うほど、あっというまに元気になった。一学期の疲れが一気にどっと出たのだろう。

24日
娘を学童に送り出したものの、また具合が悪くなってお呼び出しがあるといけないので、終日家で過ごす。昼過ぎにえげつないゲリラ豪雨。洗車機か。雷がどっかんどっかん落ちて、怖いのを通り越して笑ってしまった。


25日
娘の体調が大丈夫そうなのを確認した上で、念願のジビエ料理を食べに出かけた。今月に入ってから「ジビエランチ 東京」で検索しまくって、いくつか候補を絞ってきた。高級すぎず、ひとりでも入りやすい雰囲気で、できれば鹿とか熊とか変わった肉が食べたい。そんなわがままな要望を満たせそうだと決めたお店が、こちら。


メインは+600円出して、鹿モモのローストを食べたら、想像以上においしくて感動した。やわらかくて、舌触りがなめらかで、上質なハムみたいな食感。しかも量が多い!これで3400円はお値打ちすぎる。デザートにバスクチーズケーキまでついて、満腹になった。


26日
池袋東武百貨店の催事でまたかき氷。桃かぶどう、どっちにするかしこたま悩んだ末に、ぶどうを選んだ。

内部にも巨峰の実がたくさん!


27〜28日
娘、人生初のお泊まり会。昼間は私も一緒にいろんなアクティビティに参加した。娘の友達家族が急に来れなくなり、一年生が2人しかおらず、楽しめてるかなぁと不安になったが、本人はわりとすぐに溶け込んでいた。コミュ力つよ…。小学生ってそんなもんか。私は初対面のお母さんたちに気を遣いまくり、準備と片づけに追われ、どっと疲れた。帰宅すると、旦那に「楽しく遊んできたんでしょ」的なことを言われて更に疲れる。私にとってママ友づきあいは業務なんだよな…。

29日
夏休みも残すところあと3日。思い残すことがないように出かけたい…んだけど、最高気温39℃予報なんていわれると、もったいないけどほんとにもう家にいるしかないな…とうんざりしてしまう。狂ってるわ、酷暑。

30日
久しぶりに鍼灸に行って、身体を調整する。
芥川賞を受賞した朝比奈秋さんの「サンショウウオの四十九日」を読み終える。



31日
ついに夏休み最終日。前半に行きそびれたアーティゾン美術館で「空間と作品」展を見てきた。解説の文章が、今まで見てきた数多くの美術展とは少しちがって文体が柔らかいというか、フランクな調子で、親しみがもてた。誰が製作を依頼したのか、とか、誰が所有していたのか、という切り口で構成されていて、そういう見方もおもしろいもんだな、と感じた。

ピアニストのホロヴィッツが所有していたピカソの絵
彼は他にもたくさん絵画を持っていたが、これがいちばんお気に入りだった模様


後半は額縁にフォーカスを当てた展示。作品を入れる額縁にも画家の好みが出ていたり、国ごとに特色があり、違いを見比べると興味深い。皿も料理の一部なのよ的なやつな。

子どもが「つまんね」って顔しててわろた
キリスト教をテーマにした絵には重厚感のある額縁を合わせる
絵そのものはシンプルだけど力強い
「こういう細やかな装飾が施されている額縁は取り扱いが大変です」って解説に書いてた
四隅と真ん中に貝
青木繁「海の幸」の額縁。魚。



✳︎


っっはーーー!
夏休みが、終わりました。当初計画していたやりたいことはほとんどできた。何より、本を4冊読めたのが嬉しい。貴重な時間だった。

明日から、ほどほどにがんばる。


たい焼き



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