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誹謗中傷をこよなく愛する人々は、なんだか寂しそうにみえる

ネット社会になって、
現実よりもインスタグラムやX(旧Twitter)の世界で生きている人が増えている。

便利の裏側には怠惰があると私は思う。

人間が手を動かさなくても、AIが全てやってくれる。
便利のように見えて、人間は少しずつ何も出来なくなっていくのに気づかない。

まさに「ぬるま湯に浸かるゆでガエル」のよう。

『ぬるま湯に浸かるゆでガエル』

別名「ゆでガエル理論」
ゆっくりとした環境の変化に気がつかず、自分が気づかないうちに致命的なダメージを受けること。

なぜゆでガエルが用いられているのかというと、
カエルを冷たい水に入れ徐々に温度を上げていくと、タイミングを逸して熱湯でゆで上がり、死んでしまうことを引用しているから。

科学的根拠はないが、例えが人間の陥りやすい傾向を語っているため知られている。

カオナビ人事用語集より参照

ネット上の誹謗中傷によって、亡くなってしまうという人は少なくない。
つい最近も誹謗中傷が特に酷かった芸能人が亡くなっている。

直接的な原因では無いのかもしれないが、
誹謗中傷をされていたということは事実だ。

そんな出来事があっても、
人間は誹謗中傷を止められない。

それが生きがいかのように毎日毎日、コツコツと
罵詈雑言を知らない誰かに投げつける。

それで人が亡くなったとしても、あくまでも他人で自分は部外者だと思い込んでいるためか、罪悪感を持てないのだろう。

誹謗中傷をこよなく愛する人々は、
もしかしたら誰かとの繋がりを強く求めているのかもしれない。

自分の書いた文章が、たとえ誹謗中傷であっても、
大きくなれば大きくなるほど注目されていると錯覚し、止められなくなっている。

人間の持つ承認欲求に溺れてしまうと
もう二度と戻れない。

人間って、愚かで、難しくて、面白い。


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