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続けられていることは、適度にゆるい。

毎日 Instagram に写真を投稿している。現時点で 1,411投稿。1日1投稿なので、これは続いていると言ってもいいと思う。Instagram は自発的に始めたものではないのに続いているのが不思議だ。きっかけは友達からの誘い。自分の投稿にいいね!をつけて欲しいから、アカウントを作らないかと言われたのだ。友達は糸を紡ぎ、染め、織物を作っている。その織物で帽子も作る。そんな彼女が自分の作品を紹介する場として Instagram を選んだのだ。彼女の作品のファンでもある私はもちろんその誘いを受けることにした。

以前、ブログをやろうとして途中で挫折した事がある。最初は気合いが入っていて、ちゃんと継続的に投稿していたが、そのうち忙しさを言い訳に投稿し続けられなくなったのだ。ブログだけじゃない。スポーツクラブに入会したのに通い続ける事ができずに募金のように月会費が引き落とされていた時期もあったし、毎年手帳は途中から真っ白になる。手帳を使いこなしている人に憧れているにもかかわらず。だから、Instagram への投稿を始めた時も、自分自身に懐疑的だった。

友達の投稿にいいね!をするだけなら自分が投稿する必要はない。でも、どこかでブログが続かなかったことがずっと気になっていて、心機一転、新しいプラットフォームで始めてみたいという気持ちがあった。そこで、投稿に関して自分の中でルールを決めた。「なるべく」毎日投稿する。毎日というルールが守れなくても「ガッカリし過ぎない。」投稿は1日1回。自分で撮った写真を投稿するが、過去の写真でも可。文章は何も書かなくていい。とりあえず1ヶ月試して、楽しくなかったら止めてもいい、など。

こうやって書いていると、やっている事そのものよりも、続けることにこだわり過ぎているように見えるかもしれないが、そうではない。自分がやりたいと思って始める事なのに続かないから、どうやったら継続できるかを試行錯誤しているのだ。Instagram に関しては、この自分で決めたゆるさがちょうど良かったらしい。そして、今、続ける事でしか得られない楽しさも感じている。例えば、昨年の今頃、どんな写真を投稿していたかを見ると、海外出張先で撮った空と共に当時の自分の気持ちを思い出したり、自分が好んで撮っているものやその画面の切り取り方に自分でも気づいていなかった傾向があるのを発見したり、投稿した花の写真に対して、数週間後に「私の庭にも咲きました」とイギリスのフォローワーの人からのコメントが寄せられたり…。

note への投稿を長く続けるのにも、適度なゆるさが必要かもしれない。

よかったら Instagram の方もご覧ください。(https://www.instagram.com/i.kiyoco/)


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