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ロゴに込めたきもち

板橋かんもくコミュニティ 暫定管理人のマツです。今回はコミュニティのロゴについて書きます。ずっと温めてきて、温めすぎましたが、、ようやく書きます。

※板橋かんもくコミュニティとは何か、についてはこちらの紹介記事をご覧ください↓


「場面緘黙を知ってもらう」、この目的のために最初の打ち手としてはたくさんの選択肢が考えられます。チラシを作って配ってもいいでしょうし、人を集めて話を聞いてもらうのもいいと思います。

いろんな手段がある中で、私が選んだのはコミュニティの象徴となるロゴを作ることでした。板橋かんもくコミュニティとは何かを表すロゴがほしい。それがあれば、伝えたいことを語ってくれる。それを見れば、いつでも原点に帰れる。そして板橋区にロゴが溢れれば、「場面緘黙を知ってもらう」ことに繋がると考えたのです。

ロゴを作るにあたって、いたばしデザイン同好会さんにお伝えしたイメージは次の3点です。(緘黙っ子の保護者として、私個人の経験に基づき考えたことになります)

  1. 元気・明るい

  2. カッコイイ

  3. 目立つ・はっきり

一つ目の「元気・明るい」は絶対に盛り込みたい要素でした。おとなしい人という印象を持たれがちだと思うのですが、うちの場合は家の中や、一部の友人とはとても楽しそうに遊んでいます。むしろ、おふざけで騒がしいほうです。こんなにパワフルなんだということをお伝えしたいのです。

二つ目の「カッコイイ」は「場面緘黙を全く知らない方」にこそ知ってもらうきっかけ作りのためです。
「カッコいいロゴを作って、まず純粋にロゴのデザインを気に入ってもらう」ということです。「コイツ、見た目から入ってるな・・」と思われた方、その通り。カッコよければ身近に置いてもらえる。そして多くの方の目に触れやすくなる。入口はそれでもいい、と考えました。

三つ目の「目立つ・はっきり」は、一つ目・二つ目の要素とも関連しますが、か弱いイメージではなく、ガツンとパンチを効かせたいというものです。緘黙っ子の元気で明るい面にスポットライトを当てるため、淡い色使いではなくハッキリと目立つようにしたかったのです。

以上の3点をお伝えして、具体的なデザインはいたばしデザイン同好会さんにお任せしました。

場面緘黙をご存じで真摯に対応いただいたサイトーさん、活動に共感してくださったデザイナーのオビキさん、それと私でそれぞれの考えを聴きあって、最終的に本当に想像以上の、最高なロゴが出来ました。

それにしても私のラフなイメージからこのロゴが出来てくるって・・・すごすぎ・・・。

まず人とかじゃなくて、缶なんですよね。かんもくのロゴに缶。オビキさんのセンスに驚愕せざるを得ませんでした。力強い「カンモク」の文字。これを見た人から「かんもくだから缶なんだね!」と言ってもらうことが多くて。見た目だけではないインパクトを残してくれます。

缶のフタは開いている部分と閉じている部分がある。缶の中にはキラキラした星がいっぱい詰まっている。緘黙っ子自身を表しています。
またこれは私の解釈ですが、コミュニティ自身をも表しています。いつでも入口は開いている。中には楽しそうなことがたくさんある。

こんなにもパワフルでカッコイイロゴを作っていただいて、私の活動も負けずと力強いものにしたい。そんな風にロゴを見るたびに原動力となるパワーをもらっています。そしていつでも自分の目的に立ち返ることができる、活動の原点でもあります。最初に作ったステッカーは机に置いていつでも見えるようにしています。

おかげ様で板橋区を中心に店舗や施設にロゴステッカーやフライヤーを掲示させていただいています。また最近では缶バッジを身に着けてくださる方も増えてきました。まだまだ小さな活動ですが、どんどん広げていきます!

このロゴが板橋区に溢れますように。そして場面緘黙の認知が高まりますように。

ここまでお読みいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

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