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【Photoshop初心者が約3ヵ月の期間を得てエキスパート検定を受験した感想】

自己紹介前に結論だけ言います
結論から言えば

思っていたよりも簡単だった。です

結論を聞いてより詳しく知りたい!と思った方は
下にスクロールしていただければ幸いです。


はじめに

はじめまして。今年4月からデジタルマーケティング関連の会社に就職した22新卒デザイナーのききと申します。Photoshopに関しては入社してから本格的な操作をスタートした、といった感じです。

今回初めての記事となりますが
実際の業務において必要な知識や検定などについて、学んでいく上で難しいと感じた点や各検定を受験した感想などをこれからどんどん掲載していければと思っています。
22新卒同期の方やこれから就職活動を行う学生に向けて、新卒という立場から今学んでおいた方がいいと感じる分野や、社会に出たリアルな感想などをお伝えし、少しでもこれからの活動にお役に立てればと考えています。


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Photoshopクリエイター能力認定試験とは

世界基準のグラフィックツールである「Photoshop®」の活用能力を測定・評価する資格検定試験で、学歴・年齢問わず誰でも受験することが可能で
履歴書にも書ける資格です。

試験の種類

試験は「スタンダード」と「エキスパート」の2種類

スタンダード
Photoshopを活用し、指示通りの作業を正確かつ合理的に行う事ができる。
・作業指示書に基づいた制作ができる。
・Photoshopの基本的な操作ができる。

エキスパート
Photoshopを活用し、クライアントのニーズに対応した創造性の高いコンテンツ制作ができる。
・デザインコンセプトや表現の目的に応じて適切な機能を選択し、
 表現できる。
・DTP/Web デザインに関する基本的な知識がある。

主な出題内容

今回私が受験した「エキスパート」は
第1部では【知識・実技問題】、第2部では【実践問題】に分かれており、
第1部から出題される知識問題の内容は主に

・カラーモード
・カラーマネジメント
・拡張子と適切な用途(解像度)
・WEBと印刷物の違い

の4点で、体感としてはカラーに関する出題が多く、解像度に関する問題では簡単な計算問題も出題されるため、下記の公式問題集をよく読み込んでおくことをおすすめします。
逆に知識問題はテキストさえ読みこんでおけば間違えることはほぼ無いとも言えるため、2~3時間ほど勉強すればほぼ100%の確率で知識問題をパスすることができます。

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第1部・第2部の実技・実践問題に関しては
かなり多くの指示が問題に出てきますが、基本的な操作が最初から身についていれば、模擬試験を何度か繰り返し慣れてさえいれば比較的スムーズに進めていくことが可能です。

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私が最初に「思っていたよりも簡単だった」と話した理由として、
模擬試験を受けてみるまでは

・コピー&ペースト
・簡単な色彩や明るさ・コントラストの調整
・画像の切り抜き
・解像度の変更
・テキストの追加

といった基本的な操作しかまだできない状態であり、
加えて時期の関係でスタンダードをすっとばしてエキスパートをぶっつけ本番で受験したため、普段使わないツールを使って何やら難しい指示を言われても編集できっこないと考えていたのですが、
いざ模擬試験を受けてみると各ツールの場所や変更する手順さえ覚えていけば、本当に簡単に進めることができたのです。

最初の1・2回目の模擬試験はなかなか思うように進みませんでしたが、3回目からは最初の模擬試験の内容と似た問題が出題されることが多く、大きくつまづくこともなく試験を終了することができました。
模擬試験を5回以上繰り返し受けて、時間内に終わらせることができるようになればほぼ100%の確率でエキスパートを合格できるかと思います。

まとめ

Photoshopクリエイター能力認定試験を受験することを何となく渋っている方は、

「よく分からない単語とかグラフあるし難しそう…」
「編集するツールの数が多すぎて覚えるの大変そう…」
「そもそも受験しても本当にこれから役に立つのか?」

と感じている方が多いかと思いますが、
デザインの業務で必要な知識が身に付くことはもちろん、この検定を取得することで仕事の精度はグッと上がるかと思います。最初は簡単な色彩や明るさ・コントラストの調整しかできないと書いていましたが、この検定を受験したことにより、より細かいカラー調整やレタッチが行えるようになり業務の質の向上に繋げることができました。

想像していたよりも新しく覚えなければいけないツールの数も少なかったため、仕事をしながら検定の勉強を行い3ヵ月ほどの期間を要してしまいましたが、学生の方であれば1ヵ月、突き詰めてしまえば2・3日勉強すれば合格できる検定なのではないかと思います。

この記事を読んでいただいた皆さまが、少しでも気楽な気持ちで検定勉強をスタートさせることができれば幸いです。
最後までお目通しいただきありがとうございました。

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