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【短歌一首】 物干しの彼方に夏の雲流れ洗濯物の匂ひ芳し

物干しの 
彼方に夏の
雲流れ
洗濯物の
匂ひ芳し

短歌は温度計・湿度計。

晴れて気持ちがいい土曜日。 
日差しは十分に強いけど、湿気はわりと低く南風がサラッとしている。
これは最高の洗濯日和。 

夏の入道雲

青空に夏の入道雲がゆっくりと流れている。梅雨入り前の晴天を最大に活用して洗濯をする。部屋干しも多くなる季節、貴重な晴れ日。

大きくなる入道雲

入道雲の発達を観察。 もしかしたら午後遅くに雨が少しふる可能性もある。洗濯物をどんどん干して乾かそう。

物干し越しの入道雲

洗濯物を全部物干しに上げるのは少し面倒だが、洗濯物が風に揺れたり、地面に映った影がゆらゆらしているのも見ているだけで、何か幸せな気持ちがどんどん膨らんでくる。

物干し越しの入道雲

ベランダには気持ちいい南風が吹いてきて、揺れる洗濯物からいい匂いがしてくる。目にも耳にも鼻にも肌にも心地良い。

猫が汚した大物の洗濯物

青空の下、物干しに洗濯物が揺れているだけで、五感も心も幸せになる。
これを「洗濯セラピー」と名付けて、特に自分の気持ちが冴えない時にどんどん実践しよう。

猫間英介



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