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夜が怖い

死ぬ時は死ぬってわかってる。自分に訪れる死に対して恐怖はないのに、出会うすべてがいつか死によって奪われ、永遠に消えてしまうことの怖さと悲しみに怯えてる。 こう言葉にすると単純なのに、どこまでもどこまでも 宇宙みたいに終わりのない悲しみで、涙が何故か止まらなくて、途方もなくなる   そんな夜を過ごす最近です。 いつか失うことなんてとっくにわかってることだしそれなりに喪失の経験もしてきたのに、愛しいもの愛しかったものを想うと本当に怖くなる  だから今を大切にしようって意識

    • 過去の日記.モカの命日。

      今日は私の最愛のモカの2周忌でした。 二年前、突然死んでしまったモカの遺体を、学校から帰っても何度も撫でて話しかけてた。 一年前、死を受け止めきれても、やっぱりまだかなしくてかなしくて、思い出すたびに涙が溢れた。 この一年、ようやくモカのことを笑って思い出せるようになるまでになった。悲しいよりも、愛おしいって感情が先に押し寄せてくるようになった。 モカちゃん可愛い、大好き!と、モカを可愛がってくれていた友人らに向けて。少し落ち着いた、自分の気持ちに向けて。そして何より

      • 過去の日記.流れこんでくる夜

        窓の外から流れ込む夜が好きだ それも、この季節。ひんやりとした空気 悠々と肌に触れるカーテンのような風 静まり返った家々 やまぶき色の大きな窓 僕はここにいませんという顔をして佇む、真っ暗な窓 ゆったりと進む時間 やわらかな沈黙 時折轟々と響く電車や車の音 こんな夜なのに、誰かの帰宅や外出を告げるドアの閉まる音 私の部屋の外から聞こえる声 もう付き合ってしまいたいくらいに、窓から感じる今夜が好きだ。柔らかく、そっと私に触れて、流れていく。あぁなんてやさしい夜 とても辛かっ

        • 過去の日記.気持ちを残していくこと

          留学前に祖父と二人きりで食事をした時の写真。 穏やかに流れる空気や時間 やさしい雰囲気がよくでてて、気に入ってる。時折おばあちゃんと三人で食べに行った、あの和食屋だ 留学前はたくさん たくさん、幸せなことがあって、今はその反面 日々とても辛くて 苦しいことがたくさんある。 その全部、書きたいこと、残しておきたいこと…沢山あるけど 中々タイミングが合わない…。 落ち着いて、書きたくなったらまた来よう。 大丈夫 〝人生は時に糞だが、いつか過ぎゆく〟 耐えるよ。 tumblrの自分

        夜が怖い

          過去の日記.

          昔、喫茶店で祖父と向かい合わせになって宿題をしていた。祖父は大きな黒い手帳をひらいて、何か書き物をしてた。「何を書いてるの?」って聞いたら、日記だよ。毎朝、コーヒーを飲みながら書いてるんだと優しく教えてくれた。その時は朝に日記を書くなんて、面白いな 真似しようかなって思った‪だけだった。けど、今でもふと、祖母が亡くなった日は、どんな日記を書いたんだろうって思う。私にとって祖父は、頑固で皮肉屋だけれど、柔らかい笑みを向けてくれる 尊敬する識者で、祖父にとって多分私は、祖母の居な

          過去の日記.

          過去の日記.世間知らず

          多分人よりも無知なんだと思う。所謂世間知らずってやつ。 有名な芸能人や、建物を知らない。よく話題にされる俳優や女優でさえ、顔を思い出すことができなくて。そんなことも知らないの?なんて言われたりする。 でも昔からそうだったと思う。 幼稚園の頃、昼休みは皆外に出て遊んでいたのに私はずっと絵を描いてた。ずっと同じ、うさぎと、女の子と、花と。絵の具を持てば、赤い二階建てのバスを。先生に「外で遊ぼうよ」と言われると、滑り台の下で泥団子を作ったり、穴を掘って赤い土に感動したりしてた

          過去の日記.世間知らず

          過去の日記.モカの命日

          なっっが〜〜〜〜い文章を書いていたんだけど、エラーで全部消えてふてくされた…凹んだ…笑 相変わらず、私らしいや。 親愛なるモカへ あのとてもつらい日から、一年経ったね。 この一年間 あなたのことを想って何度も何度も泣いたけど、私は最近ようやく泣きながらも、あなたが私の鼻を舐めてきたことや、その時ふすふすと鼻息がかかったことなんかを思い出しては笑えるようになったよ。 ずっとずっと 永遠に愛してるよ。 きっと、あなたが時折窓の外の世界に憧れていたように あなたの行

          過去の日記.モカの命日

          過去の感想.『思い出のマーニー』

          久々に見た。三、四年ぶりくらいかな… 福岡へ行く前夜?というか朝?にすること…?って思われても仕方ないけど、返却期限きてたから… 久々に映画見てこんなに泣いた。誰もいない家で、しかも声あげて…。 映画見て、というよりも 色々と 言葉にできないけど…自分にたくさんのものがやさしく降りかかってきて、どうしようもなくあたたかくて 胸が苦しくて たくさんのことを思い出して、泣いてしまうかんじ。 やさしいやさしい愛のお話だった… もしね もし私が生きている中で報われない 恵まれ

          過去の感想.『思い出のマーニー』

          過去の文字.嵐の日

          少し前の嵐の日になんとなく打った文字(写真の日ではない)
雨の日って嫌いじゃないけど、ちょっとだけナイーヴになるね 
響く轟音 外は強風 雷雨 シェルター 
扇風機と時計の針の音だけが響く私の部屋 
あたたかい布団 少しはみ出す足 
永遠に寝ていられそうだ 
野菜チップスの袋 麦茶のペットボトルがある 
しばらく生きていける。 こんな夜、野良猫たちはどうしているんだろうか なんてことを思う きっと私なんかよりも上手に生きる方法を知っている 
図体だけの大きい私たちだけが、シェ

          過去の文字.嵐の日

          過去の日記.祖父母のお墓参り

          今日は祖父母のお墓参りにいった。 手を合わせて祈る時、色んなことを思い出したから、それを書く。思ったこと全部適当に書くから、多分読みにくい。 お婆ちゃんは私のことを無条件に愛してくれた。お爺ちゃんとはあまり会話をしなかったけど、名古屋に帰る度に私の大好きなものを揃えて朝食を作ってくれた。お爺ちゃんのかぼちゃの味噌汁が大好きだった。 祖父母の家はとても年季が入っていて、色々な記憶が家の至る所に染み込んで、軋んでいた。私はお婆ちゃんのいる居間と、静かで何かがいそうな二階へ続く階段

          過去の日記.祖父母のお墓参り

          過去の日記.写真と故郷

          なんてこった!tumblrって投稿日時がわからないんですねぇ…! ということで詳しい日付はわからないけれど、これから投稿する日記はすべて三、四年前くらいのものです。 恥ずかしい部分もたくさんあるけど、あえて編集はせずにそのままで。それが味になるかも知れないし…(?) やっぱりこの頃はまだまだ夢見がちです。 ーーーーーー 自分が写真を撮るのを特別上手だとかは全く思わないけれど、やっぱり綺麗だと思ったものは残してみたくなる。「あ」って気づいた瞬間に歩きながら、あるいは足

          過去の日記.写真と故郷

          わたしのノート

          Twitterに書くには憚れるような長い日記、撮った写真のこと、作品の感想、日々感じた何かについて書いていけたらと思います。たまに詩のようななにかも投稿してしまうかもしれません。 難しいことや、あきらかに誰かを傷つけてしまいそうなことはかきません。 まずは過去にtumblrで投稿していた日記からあげたいと思います。 かしこまることなんてないかもしれないけれど、よろしくお願いします。

          わたしのノート