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備えあっても憂いはあるけど、備えないよりはマシ。
傘を持って行くと晴れるけど、持って行かないと突然の雨に降られる。
私にとって英語や中国語、簿記なども「傘」なんだと思います。
あー、辞めたい。
週一でこういう感情になります。特に月曜日。
入社当初の予定では午前中営業研修、午後工場研修でした。
しかし、社長の一存で4月中ばから6月末まで工場研修(しかも他部署の工場も回る)になりました。
私は営業で配属予定部署が決まっていて、営業研修もその予定部署で行っていました。
その環境下では、英語や中国語を使って仕事をするという自分が求めていた働き方が実現できていました。
1日工場が6月末まで続いて、英語使って仕事できなくて、モチベ続くのだろうか
正直、そう思いましたし、今もそれは変わらず抱いています。
機械メーカーなので、図面を見て組立を行います。その作業は比較的楽しいです。
ど文系畑で育った私にとって、組立作業を通して営業で役立つ知識も得られる感覚もあります。そのため、この作業はきっと今後役に立つと思っています。
しかし、善意?の噂話を聞くのがすごくきついです。
「営業はなあ、しんどいぞ〜、うんたらかんたら」
「今は分からんけど、昔は厳しかったからなあ、絶対大変やぞ〜うんぬんかんぬん」
「営業部のあの人は〇〇で〜」など、マイナスなことをたくさん聞きます。
それは私を気遣ってくれているのか?
冗談で言っているのか?
はたまた私との話のきっかけを作ろうと考えて言っているのか?
さて、何のためにそれを言ってくるのか?
怖い。
不快。
これが私が抱いた率直な気持ちです。
こちとらやる気十分で入社したのに、気分が下がりました。
私が恐れている働き方が待ち受けているような言葉を聞き、すごく怖くなりました。
実際にやってみたら大したことないやって思えるかもしれませんが、ある程度は覚悟をしておかなければならないでしょう。
とりあえず、報連相だけは絶対にすると肝に銘じておきます、、、。
もし、本当に嫌になったらどうしよう。
1年目は耐えれても2年目でダメになったらどうしよう。
簿記や語学の資格を取っても、転職で失敗する可能性は十分にある。
それだったら、備えるだけ無駄なのかな。
そんなことを考えて、簿記や中国語の勉強を投げ出したくなる時があります。
そりゃ、好きな海外YouTuberで英語の勉強をしたり、図書館や本屋で読書をしたりする方が楽しいですもん。
「備えあれば憂いなし」という言葉がありますが、あれは不正確な言葉だと思います。
万一に備えて、あらかじめ準備をしておけば、事が起こっても少しも心配事がない。備えあれば憂えなし。
なぜなら、そもそも万が一の事態がいつどこでどのように起こるかなんて誰にも分からないからです、、、。
完璧に備えるなんて無理だから憂いはなくなりません。
それでも、万が一の事態が起こった時、備えがあった方がいくらかダメージを和らげてくれるでしょう。
だから、備えあっても憂いはあるけど、備えないよりはマシなんだと思います。
資格や語学の勉強を投げ出したくなったときは、1年後の自分を想像します。
英語と中国語がペラペラで、簿記2級持っていて会社の財務系の知識に詳しい人になってるから、転職が少しスムーズにできたという妄想を思い浮かべるようにしてみます。
万が一の事態が起こった時に、それなりに準備してたからダメージが軽減できたぜ!クッションが何もないよりはマシだったぜときっと思えるのでしょう。
たとえ傘を持っていたとしても、台風の時は意味がないかもしれません。それでも、傘があると多少は濡れずにすむと思います。
だから、私は自分の「傘」を得るべく今日も勉強します。
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