「スポットライト」【映画記録5】
監督 トム・マッカーシー
公開 2015年 制作国 アメリカ
新聞記者たちがカトリック教会のスキャンダルを暴いた実話を、「扉をたたく人」のトム・マッカーシー監督が映画化し、第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞を受賞した実録ドラマ。2002年、アメリカの新聞「ボストン・グローブ」が、「SPOTLIGHT」と名の付いた新聞一面に、神父による性的虐待と、カトリック教会がその事実を看過していたというスキャンダルを白日の下に晒す記事を掲載した。社会で大きな権力を握る人物たちを失脚へと追い込むことになる、記者生命をかけた戦いに挑む人々の姿を、緊迫感たっぷりに描き出した。
すごくタイムリーな内容だった。
情報開示や裁判の流れを知らなくて、
何をしているのかわからない部分が
あったのが悔しいです…。
最後のクレジットで
「Japan」の文字を自然と探していました。
日本も同じようなことは起きてるのかな。
考えたことなかったです。
作中でも編集長が直面していますが、
見過ごしていること、
当事者にならないと気づかないことは
日々の生活に溢れているんだろうなと。
見過ごさないようにしたいという気持ちと、
でも気づいちゃったら大変だよな…という
気持ちが自分の中にあることに気がつきました。
日々の事件や問題に対する自分の視点や、メディアの伝え方に悩んでいる方はもちろん、この映画は自分には関係ないと思っている方にもおすすめです。
観た人に引っかかりを残す影響力のある映画でした。
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