女の子が“子ども”でいられる時間って短い
9歳から12歳くらいの女の子とお話ししているのが一番気楽で楽しく、テンション感が同じなので、わたしの精神年齢はその辺りで成長が止まった気がする。
子どものまま止まってしまっているというわけじゃなくて、小学校中〜高学年の段階ですでにある程度大人として振る舞えるレベルまで到達しきった、という体感。
男の子は中学生くらいまで子どもっぽいような気もするから(今の子は変に大人びていたりするけども)、考えてみたら女の子が心から無邪気な子どもでいられる時間ってほんとうに一瞬なのだと思う。
それ以降ティーンを進むにつれて、忖度や社交辞令を駆使して、コミュニケーションが高度に複雑化していくイメージ。水面の上を歩くような表面的な会話を操り、広く浅くの人間関係を築いていく。当たり障りのない、取り繕ったやりとりで時間を潰せるようになる。
“この人はこういう人だろうな”と色眼鏡もかけるようになるから、腹を割って仲良くなることがどんどん下手くそになっていく。
経験を積み重ねることで上達するわけではなく、下手くそになってくってどういうことなんだろうね。小学5年生の女の子とシロツメクサの花冠を編みながら思った。
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