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痒みの中で考える名づけの条件『ポーラエクスプレス』

やあ、僕だよ。
今日は一か月ぶりのなんにもない日だった。こういう日を一週間に一度入れつつ、お金もたくさん貰えるとよいのだけれど。

まあそうなると、なにかある日の用事が少しずつ重くなってどこかで「しんどい」ってなっちゃうかもしれないから、これくらいがちょうどいいのかもしれないね。

なんにもない日なのにいつもと同じ時間に起きて、洗濯や掃除や皿洗いをこなすと途端にやることがなくなってしまった。

こういう日はやっぱりエンタメどっぷりに限るよね。
そこで、ずっと観たかったこちらの一本を楽しんだよ。

サムネ詐欺に遭ってもダメージの少ない日だから冒険してもよかったのだけれど、とことん自分を甘やかす日があってもいいかなって気になったんだ。
今回は「ネガティブな時でも行動結果は変わらない」って話と「名付けの条件について」書いていこうと思うよ。

さ、今日も始めるとしよう。君が楽しんでくれると嬉しいな。

本作あらすじと感想

クリスマス気分を味わうなら大きなツリーの出てくる映画がいいと僕は思ってる。
実際、この映画では最後の方に出てくるのだけれど、本当に大きく夢のように美しいツリーでそれだけでも価値のある作品。

話としてはいたって単純で、子どもたちが真夜中に北極に向かう列車へ乗り込み、サンタからプレゼントを貰うだけ。
とはいえ、北極に向かうには時間制限もあってハラハラドキドキなシーンもふんだんにあるし、何より3Dがリッチなので画面に説得力がある。
大したことのないシーンでも楽しめるのは豪華な3Dのおかげだ。

主人公含む三人の少年少女がそれぞれ活躍する場面があり、列車を率いる車掌さんが金色の切符を通じて言葉を送るくだりはいつもわくわくするし、旅の終わりを感じて寂しくなる。
多分来年のクリスマスも観ちゃうなあ。

なお、こちらの原作はあの『ジュマンジ』原作者、クリス・ヴァン・オールズバーグ氏が書いている。
この人は他にも子どもを異世界に連れていくファンタジーが多く、今度読んでみたくなるものばかりだったぞ。

映画を観ていたら痒くなってきた

画面の中では疑り深い少年が列車から振り落とされそうになっていて、3Dアニメらしい迫力でハラハラさせられていた時だった。

みぞおち辺りに急激な痒みを感じる。
僕は元々妊娠前から蕁麻疹の癖があって、ストレスをきっかけにして吹き出る厄介な癖である。
しばらく出ていなかったが、寒暖差かあるいは他の理由で出たのかもしれない。

しかし、服を捲っても発疹はないようだった。
痒みは依然続いている。こういう時掻きむしると、引っかき傷と温度の上昇でより酷くする。

念の為、痒み止めを塗って横になった。
寒暖差程度の軽いストレスですら許容しない僕の体は虚弱もいいところで、こんなに晴れた「なんにもない一日」だというのにまったく嫌になってしまう。

大体、僕の生活がここまでストレスから切り離されているなんて覚えている限り、人生初体験だ。
毎日美味い飯を誰かと心ゆくまで食い、眠りたい時に寝て、好きなエンタメを楽しみながら、愛する動物たち(夫も含め)の世話をしている。

夫以外の家族、友だち、その他僕に関わる人たちと適切に距離を取り、自分一人の時間も充分に確保出来ている。
子どもが産まれたらこうはいかない。「ママになっても好きを諦めない」みたいな文言を育児雑誌でちらほら見かけて無論それに憧れてはいるけれど、どうせ僕のことだからそんな素敵ママを目指したところで子どもを死なせないよう全力投球するのがオチだ。

人には人のキャパシティがあって、さすがの僕も自分がそれほど体力も気力も情熱もないことを自覚しつつあるのだ。

後ろ向きのままで息子の名前考える

謎の痒みのせいで自分に対して落胆したところで、その痒みから意識をずらそうと子どもの名前候補を考え始めた。

昔は何かをやり始める時、前向きな気分でないとやりたくなかった。やる気が出ない、気が向かない、わけもなくだるい云々。
そういう後ろ向きな気分でやり始めると、結果に影響が出る気がした。

完璧な精神状態でなければ最大のパフォーマンスを出せないと思い込んでいたのだ(単にやり始めるのが面倒で体のいい言い訳にしていただけかもしれないが)。

僕に限って言えば、この思い込みは的外れである。
調子が悪くても数字を取る方法がある(化粧ばっちりにすると案外皆信用してくれる)ように、ましてや後ろ向きな気分ごときで行動の結果は変わらない。

基本的に母とウマの合わない僕だけれど、そんな母の口癖で「それでもやらなくちゃいけないんだから」というのがある。
実に彼女らしいシンプルな考え方だ。恐らく彼女自身、僕と同様に気分や体調に左右されがちな人生を送っていたせいだろう。
特に若い頃は、僕ら子どもにというより、自分に言い聞かせるように繰り返し唱えていたように思う。

それでもやらなくちゃいけないんだから、とりあえずやる。
後ろ向きのままでいいから、着手する。始めてしまう。

ちなみにこの考え方に固執するのは諸刃の剣だと僕は思っていて、「死ぬほどやりたくなかったらやらない」も合わせて考えておいた方がいい。
何事も良い塩梅というのが肝要なのだ。

結構良い名前リストが出来た

痒みは治まったりぶり返したりを行ったり来たりしていたが、構わず僕は自分がつけたい名前の条件を整理した。

  1. 常用漢字であること

  2. パソコンとスマホの変換候補に出てくること(一番前だとより好ましい)

  3. 海、空に関連していること

  4. 先頭二文字であだ名、あるいは読みが二文字で咄嗟に呼びやすいこと

  5. 中性的な名前

これに加えて知り合いや近しい子どもと名前がなるべく被らないこととした。
妊娠初期は子どもに対して願うことを入れていたが、夫が「プレッシャーになったら嫌」というので極力抑えている。
あと、画数に関しては総画のみ気にすることにした。何せ僕の苗字の画数のせいで、名前の画数が良くても苗字が関わるところは大体凶画になってしまう。
なので総画が凶画じゃなければよし、だ。

案外この条件下で選ぶと候補が少ない。
それに知り合いと被る。しかも僕らの元恋人とよく被る。
万が一偶然にも再開した時に「あっ私(俺)の名前…」ってなった時の空気感は想像するだけでおぞましい(相手が良い意味に取った場合でも、悪い意味に取った場合でも)。

別に元恋人たちが嫌いなわけでは決してないが、僕は夫以外の人物が僕の家に入るのはなんか嫌なのでやっぱりナシだ。

夫が帰ってくるなり、元恋人と被っている名前を教えてくれた(前教えてくれたやつだったが僕はすっかり忘れていた)。
候補はまた絞られてしまったが、結局一つしかあげられないものね。

考えつく限りの最高のものをあげたいっていうのが親心ってやつなのである。
(これ、もしかして初めての親心なのでは!)



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