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読了!豊田行ニ「早熟の天使」

官能小説三冊目。
今まで読んだ二冊とは異なり、擬音がほとんど使われてなく、官能小説独特の比喩表現を楽しむことに専念できた。話の内容は、50歳を過ぎた男と16歳前後の若い女がお金を通じて交わるというものだった。本書が刊行されたのは30年近く前なので、当時は援交が盛んに行われいたのかなと日本の歴史にも触れることができた気がした(笑)

「成熟した女の太腿には、むっちりと肉がついているが、少女の太腿はほっそりとしている。それは少女の太腿を見ても男が劣情をもよおさないように、という造物主の配慮なのかもしれない」
(2020/8/17)

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