「インプットしたものからしかアウトプットは生まれない」
こんにちは!ファシリテーターの伊藤です。
先日のセミナーからのnoteです。
広告会社のイメージ
総合広告会社でプランナーを務めていたHさん。今は採用担当をされています。
いきなり話はそれますが、「広告会社」と聞くと「華やか」「激務」のイメージがいまだに学生の皆さんには強いのでしょうか。
セミナー中、「もしかしてそういうイメージがあるかもしれませんが」とHさんが発言されたところ、チャットで「あります!」と即回答がきました。
繁忙期がある。忙しい時は忙しい。その分は、休暇取得や比較的落ち着いている時期になるべく早く帰ることで全体調整する。そのあたりは業界問わず共通だと私は認識しています。
インプットの量と質
Hさん「アウトプットってインプットしたものからしか生まれないんですよね。まったく知らないことのアイディアは出せません」
伊藤「はい。そのインプットの際に気を付けていることはありますか?」
Hさん「もちろん『量』も大事だと思うんですが、『自分には今、何が見えていないのか』を意識、理解することはとても大事だと思います」
伊藤「なるほど」
Hさん「特にネットの世界は、過去見たことの履歴や、自分の興味関心に沿って広告も表示されるので、見たいものが優先的に表示されます」
伊藤「はい」
Hさん「だから、検索すれば色々な情報に簡単にアクセスできますけど、『自分には何が見えていないのか』を常に意識していないと、生活者の皆さんが見ている世界とずれてしまい、求められているアウトプットにならないと思っています」
まとめ
学生からの質問に答えるカタチで、Hさん、こうも仰っていました。
「たとえば帰り道を一本変えてみるとか、そういうことでいいと思います。全然知らないお店とか看板とか、発見がいろいろあります」
そういうことを億劫がらずにできることが、コミュニケーションを生業とする広告会社で「企画」系の仕事をするうえでは必須なのだろうなと感じたセミナーでした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
(書きたい話が溜まっています・・・!)