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独りを楽しむ

文章を書く練習がしたいなと思ったので、せっかくなら過去の作字について、制作時に考えていたことなどを思い出して書いてみる。

これは大学3年の時に作ったやつ。「独りを楽しむ」と書いて独楽。
元々一人で過ごすのは好きなのだが、一時それがしんどくなった時期がある。

僕が大学に入った年はちょうど感染症が流行して、半年くらいはほとんど大学に行けなかった。授業はすべてオンラインで完結するので、1日のうちほとんどは家で独りでいる時間だった。

最初は気になってた漫画を大人買いしたり、アマプラを見て時間を潰していたのだが、それもある程度経つと食傷気味になる。

知らない土地でやることもなく一人。これは結構精神にきた。

このままではまずいと思い、何かしら打ち込めるものや人と関わる機会を求めて色々探した結果、デザインを始めるに至った。

2年ほど続けてみて、大学3年になった時、結果的には変わらず独りでいることが多いのだけど、それをあまり苦には思わなくなった。

ある程度時間と労力を注ぎ込める作字という趣味があって、それを見てくれる人や、お仕事をくれる人がいる。めちゃくちゃありがたい。

そういう人たちや、数少ない親しい人たちのおかげで、僕は安心して漫画を読んだりアマプラを見ることができます。

一人でないことを自覚しつつ、一人を楽しむ。
明日は本屋にでも行ってみようか。




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