ショートエッセイ:人を活かし、人をつなぐ。
はじめに
最近、他の方の創作に関わったり他の人に作品を薦めるようなことをする機会が増えています。それをする度に「私にはこういうことが向いているのかもしれない」と思うことが増えていますので、その事例を紹介しようと思います。ちょっと営業のにおいがする記事かもしれませんが「この人こんなこともしてるんだな」と思っていただければ嬉しいです。
最近の事例
マーダーミステリーの制作協力
友人である星野みるき作のマーダーミステリー「孤独なフォーマルハウト」の制作協力をしていました。彼女の感性や世界観を活かしながら、作品としてまとまっていく過程に付き添うのはとても有意義でした。詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
また、この記事自体が星野みるきに言われた
という言葉から来ています。
今回、制作協力をする中でトレイラー動画に声の出演をするVtuberの方をリストアップしたり、お願いすることになったVtuberさんへの依頼のDMを送ったのですが、星野、Vtuberさんの両者にも価値を作ることができたかなと思っています。
実況するノベルゲームの提案
私はノベルゲーム、特に個人制作のノベルゲームの実況をよくしています。実は「他の方にもノベルゲームの実況をして欲しい!」という思いを持っています。
かねてより「もし、ノベルゲームやりたいけどどんな作品を実況すればいいかわからないという方がいたらその人にあった作品を探すのに!!」と思ったり、他のVtuberさんは配信者さんを見ては「あーこの人にこれ実況してほしいなぁ」とか思ったりしていました。そして実はそれが叶った経験がありました。ティラノゲームフェスのお薦め作品紹介記事を読んでいただいたことをきっかけに、先日VTuberの矢木めーこさんから遊びたい作品の条件を聞いて、その条件に基づきゲームを推薦させてもらいました。この前実況していたのを視聴したのですが、さすがに演技経験豊富なだけに素晴らしい実況でしたし、本人も楽しんでくれたようでとても嬉しかったです。(※この記事については矢木めーこさんから掲載許可をいただいています)
お世話になっているノベルゲームの世界に、私なりに貢献できたらいいなとはずっと思っていて、これも一つの方法になるかなと思っています。そうやって一人でもノベルゲームファンが増えたらいいかなと思っていますし、いいノベルゲームに他の方が出会える機会となればさらに幸いです。
もし今これを見ている配信者・Vtuberの方で、ノベルゲームを実況したいけど何を遊べばいいかわからないという方がいたら、お声かけていただければ数本お薦めできるかなと思いますのでぜひお気軽にご連絡いただければと思います。
ただ、ノベルゲームやフリーゲーム実況って気をつけて欲しいことがある活動ではありますので、そのあたりを含めてノベルゲーム実況を薦める記事を今後出そうかなとも思っています。
台本制作
ボイスドラマやシチュエーションボイスの台本制作もしています。主にpixivで活動をしています。
ボイス台本は対象のVtuberさんなどと打ち合わせしながら、その条件に合わせて台本を書いています。打ち合わせの内容はここでは言えないのですが、おかげさまで動画や企画に使っていただいたりしています。呈示された条件を踏まえつつ「あの人が読むならこういう感じがいいかな」とか「こういうふうにしたら聞く人は楽しんでくれるかな」などと考えながら台本を書いていくのは私に合っているし、とても楽しく書けています。
台本の依頼は現状条件付きで無償でやっていますので、興味ある方はぜひ連絡してみてください。ただ、すでに受けてる要件もあり今だとおそらく納品は年明け以降になりますが…。
薦め上手?
私は昔から人に何かを薦めるのが得意だったように感じます。
自分の好きなものを強く押しだして薦めるよりも、数多あるコンテンツ、そこには決して私が詳しくないものも含むのですが、それらに広くアンテナを張って、その中から「この人にはこれが合いそうだな」とその人ごとに個別に考えてお薦めするのが性に合っています。
それを実際に伝えた時に、少なくない場合でその人フィットしたり、好きになってそのコンテンツや文化に長く親しんでもらったことも結構あったように思います。私の影響を受けてでんぱ組.incなどのアイドルにハマった人も複数いました。あと本や音楽を薦めて「よかったよ」っておっしゃってくれる方も多かったなと思います。
あと、人によっては私がふらっと薦めたものに人生が変わるぐらいにハマってしまって「どうしてくれるんだ」と言われたこともあります(笑)
そういえばTRPGも私きっかけで始めた人が結構います。手前味噌ですが、私は初心者対象へのGMは結構うまいんじゃないかなと思っています。
Vtuberとしても特徴になる?
当たり前ですけどVTuberの世界って自分を表現したいっていう方の集まりですよね。もちろん私もそうなのですが、それに含めて「この人をどう生かすか」みたいな視点を持てるのは自分の特徴になりうるかなと思っています。
よくVtuberのコラボ配信について「リスナーから見たら面白くないのでは?」みたいな議論が起きます。というよりこの記事を書いている時に議論になっていました。私はコラボの際に同席するVtuberさんを見て「この人のこういうの振ってあげたら生きるかな?」とか実は考えながらやっています。そのあたりで視聴者にとっても一緒に配信するVtuberの方にとっても配信をよくするよう貢献出来てたらいいなぁとか思ったりしています。余計なお世話になっているかもしれないけど…。なおコラボ活動については過去に記事を書いています。
そういえば、Vtuberになる前に企画として自分の才能や強みを診断するストレングスファインダーをやったのですが、その際にも「個別化」や「成長促進」とか出ていたなぁなんてことを思い出しました。
(えっストレングスファインダーって今名前変わってるの…?)
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