幸せをつかむコツ
テレビ、新聞、雑誌などで取り上げられる著名人でも、身の回りの人でも、お金に困っておらず、いつも物腰柔らか、朗らかで、幸せそうな人というのはたまに見かける。そういう人たちは決まって肌がとてもツヤツヤしているし、目も若々しく輝いているし、未来を恐れていないように見える。「なぜなのだろう?」「彼らはどんなことを経験し、どんなことを考えながら過ごしているのだろう?」ということを知りたいと思うようになった。あれこれ情報を集めてみて、今の段階で大事だと思ったのはこの二つである。
①「引き寄せの法則」=自分のなりたい姿、ほしいもの・未来を強くイメージして表に出していくこと
②人にもモノにも機会にも執着・期待せず、信じること
その根拠は、量子力学である。世の中に存在する最小の単位である「原子」よりも小さい量子が、人の気持ちや場の雰囲気に影響を与えている可能性があるという話は、科学的に証明しきれていないからこそ、信じる余地があると思う。心の中で考えていることは、どんなに小さくても、何らかのエネルギーとして、外部に影響を与えている可能性がある。表面上はがんばっていい人面していても、心の中がぐちゃぐちゃであれば、その内面も見抜かれたり、自分の体調に悪影響を与えたり、身の回りの物が粗末にされたりすることにつながるかもしれない。そうすると、心の中で思っていることと表に出す言葉や行動が一致することは、一番望ましい。心からリラックスして幸せでいることは、周囲に良い影響をもたらす。そして、その雰囲気にいい影響をもらった人たちが、その人に引き寄せられるということで、①の引き寄せの法則が成立するのだ。
また、他人にああしてもらえない、こうしてもらえないという不満は、時々執着となって、モヤモヤした気持ちとして引っ掛かり続けることがある。許せないことが積み重なると、わだかまりが残る。その執着は、仕事や恋愛、身の回りの物への接し方にさえ影響を与えることがあるかもしれない。何事にも「期待せず、信じる」という気持ちを持つと、自分に降りかかってくるあらゆる約束事や、相手からの行為が、かけがえのないものであると思えてくる。自分に時間を割いて会ってくれるということ、言葉をかけてくれるという行為自体に、大きな意味があるのだと理解できる。きっと、人もモノも磁石のように、合うもの同士がくっつき、合わない同士が離れるようになっている。だから、自然の流れに身をまかせ、離れていくものを無理やり引き寄せようとすることはしないのだ。過去に自分にくっついてくれていた人やモノたちは、そのとき同じような価値観を持っていて、お互い引き寄せあっていて、自分に時間を割き行動を与えてくれたのだと感謝しよう。今は、今自分の価値観に合う人やモノを自分が引き寄せているのだから、自分が過去と変わっているのだとすれば当たり前の話なのである。成長できたのだと思って、今の関係性と、新しい出会いを大切にしよう。
したがって、一人になったときは、なるべく他の人への嫉妬や執着の気持ちをなくした方が、自分も幸せだし、内面をキレイに保てるのだと思う。そう考えると、SNSは嫉妬や執着を起こさせる装置であるといえる。成長したり新しいことに挑戦したりした自分を発信するのはいい。ただ、その行為は、他人に嫉妬や執着の気持ちを起こさせる可能性があるということも理解しなければならない。自分の成長は、自分で褒めることが一番だと言える。だとすると、やらないのが一番いいのだろう。どこにも発信せず読書をし、勉強をし、日記を書いて自分を高めることが成長すること、あるいは自分自身を知り、自分自身を満足させることへの近道なのだろう。
モヤモヤがどうしても残るときはどうすればいいのか?心をキレイに保ちたいと思っていても、人間の心は機械みたいに瞬時に記憶をなくせるわけではないから、切り替えるのは難しい。ただ、いやなことを忘れる方法はいくつかあるのだとわかった。
(1)心地いいと感じる音楽を聴き、頭を空っぽにする。(私の場合水が流れる音を聴くと、聴いている間は嫌な気持ちを忘れられる)
(2)お風呂に入って早く寝る。(身体が疲れたり、夜遅くに起きていたりすると自然と負の感情が湧きやすい)ただ、夜型の人は無理せず、負の感情がたまりそうだなと思ったら危険サインだと思って寝るようにする。
(3)ストレッチやマッサージをする。ただするのではなく、自分の身体で血の流れが悪くなっている場所や、硬くなっている筋肉の場所をいつも把握するように心がけ、数時間おきに伸ばしたりほぐしたりする。
(4)日光を浴び、できれば散歩したり、土いじりしたり、動物に触れたりする。
(5)家事をする。料理では「切る」という作業でストレス発散になるし、水を使うと気持ちも一緒に流せる。水回りを掃除すると心も磨かれるような気持ちになる。ゴミを捨てるとモヤモヤした感情も一緒に捨てられたような気持になれる。そのため、毎回1個だけでも、もう着ないな、使わないなと思うものをゴミに追加してみる勇気を持つ。
(6)ちょっと怖いけど行ってみたい、やってみたいと思ったことに挑戦する。近所に新しくできたカフェに行ってみる、バーに行ってみる、行きつけのレストランの店員さんに一言声をかけてみる、バイトの人にちょっとした質問をする、ちょっと高いけどほしかったシャツを買ってみる、日用品をちょっといいものにしてみる、部屋に花を置いてみる、家で踊ってみる…など。そして、やってみたときの自分の感情を覚えておく。ワクワクしたことは継続する。
以上が、今のところ私が実践してうまくいっていることだ。それでも、まだまだモヤモヤが消えないこともあって、無駄な時間を過ごしてしまうこともある。これからも模索していきたい。
もしオススメの心の浄化方法があったらぜひ教えてください!:)
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