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身体に足りないモノをヒトは食べたがる

これは以前に友人に教えて貰ったことです。

父に食べたいものはあるか?との問いに、
「血の滴るようなローストビーフ」と言われて驚きました。
この時期、なかなか牛の塊肉を売っているところはないのですが、なんとかお願いして「きのう何食べた」のローストビーフを作っていきましたら、父は大喜びして食べてくれました。

わたしは病院で見た内視鏡の画像を思い出しました。
父の胃の上部にあるガンからは、常に出血しているのです。
つまり父は自分に血が足りないと本能的に思ったからこそ、そんな具体的なことを言ったのだと思います。

でも最近食べる量が減ってきてしまいました。
わたしは実家にいないときに「温めるだけで食べられるもの」をたくさん冷凍保存して持っていきます。
ハンバーグ、生姜焼き、肉団子、八宝菜、蒸しパン、おはぎ、ヒレカツ、トンテキ、エビフライ等々…

弟は料理はできませんから、お弁当などを食べているようなので、できるだけ安全でおいしいものを食べてほしくてしていることです。

こんな暑い夏場になるとは思いませんでした。
なんとか夏を乗り切って欲しいと思っています。