摂食障害が良くなると変化すること
以前にも書いたことがあります。
今回はもっと深く書いていこうと思います。
摂食障害が良くなる(満腹中枢が正常になる)と、
代謝がよくなります。
まず、利尿剤等を使っていないのに、排尿の回数が多くなります。
これが第1の変化です。
女性なら、トイレに行く回数が増えるのですぐに気がつくと思います。
第2の変化は、(下剤を使っていないのに)排便の回数が増えることです。
わたしの場合は一日2回が数か月続きました。
誤解されないように記しておきますが、便は食べた物が出てくるわけではありません。
食べた物のカスと使われていらなくなった血液の残留物、必要なくなった細胞等、その他肝臓で代謝されたアブラや身体に必要の無くなったものが含まれています。
ですから、食べた量と便の量は比例しません。
一日2回排便があったと書きましたが、緩い便でもなく、普通の健康な便です。非常に代謝が良いときは、便意で目覚めることも多数ありました。
わたしが意識して過食してしまったと記憶していたのは、イチゴ大福を6個食べてしまったときでした。
最大に過食していたころから比べると、本当に少ない量でした。
カロリー計算をしなくなり、みんなが食べるものと同じ量のもの食べたり、作ったりしていました。
その頃はもう、自分が太っていることを忘れていました。(太っていると思っていたのはわたしだけで、当時は160cm42キロでした)
履いていたジーンズがどんどん緩くなり、ベルトで締めてもぶかぶかになり、新しいデニムを買おうとショップでサイズを測ったとき、ウエストが50cmになっていて驚きました。
体重は測っていなかったので不明です。
ウエストが脅威的に減った理由は後日記事にいたします。
ご自分の小学六年生のころの体型があなたのベストの体型です。
骨の太さ、内臓の重さ、人それぞれみんな違います。
だから、体重を測っても無駄なんです。
体脂肪計を睨みながら食べる食事は美味しくないでしょう。
だからソノ子先生は「体重計に乗るのを辞めなさい」とハッキリ仰っていました。
わたしは心の中で(そんなの無理だ)と思っていましたが、わたしにも人生の転換期が来ていました。
カロリーとか、食べ過ぎとか全然考えられないほどの嵐のような日々の中で、するすると過食が収まっていきました。
最後の過食のいちご大福6個のときも、慌てず驚かず、夕食も普通のメニューを食べていました。
死にたいと願うほどの辛かった過食嘔吐から脱出した記録です。
自分を嫌いで憎んでいたわたしが、
自分を愛せるようになり、死にたいなどとは全く思わなくなり、
毎日を楽しく過ごし、(と書くと嘘っぽく聞こえるかもしれませんが、本当に楽しい毎日を送っています)充実した生活を送っています。
過食嘔吐の方はまず、嘔吐を辞めることからです。
そして体脂肪計に乗らないことからです。
できますか?
でも第一歩は本当にここからなのです。