ネットの悪魔

これは、単なる呟きだと思って読んで頂きたい。いや、分かっているのだ。こういう活動をしていて付き物だから。

｢アンチ｣という存在は。

配信をしたことある方はご存知だろう。雑談たぬきという掲示板。掲示板というのは誰でも気軽に匿名で書き込むことが出来る。褒めることも、面と向かって言えないことも悪口も。なんでも書き込める。
自身、こういったものは見ないでおこうと決めているのだが、怖いもの見たさでついつい見てしまう時がある。
そして、毎回見てから見なければ良かったと後悔する。まぁ、いい気持ちにはならない。

しかしながら、自身の配慮が足りなかった部分など、反省点のきっかけとなる発言も数多くあり、そういったものは生の声として、意見として真摯に受け止めることにしてる。

やはり、自分も活動に関しては初心者で多くを理解することはできない。自分が楽しむことが1番であると思ってはいるが、それだけではいけない。なぜならリスナーさんがいないと成り立たないからだ。

ただ、一つだけ理解できないことがある。
リスナーさんに対して文句や悪口を言う行為だ。いや、見なければいいと言えばそう。その通りなんだが、やはり見てしまう人だっているだろう。人間誰しも他人の評価を気にする生き物だ。特にネットに入り込んでしまうタイプの人は、周りの様子を伺いながら生活してきた人が多いような気がする。現実での生活が辛くて、逃げてきた居場所のネットさえも潰すのは可哀想すぎる。

こういうことは、やめろ！と表立って言うべきであるとは思うが、配信者自身がたぬきの名前を出すのも良い気はしない。知らなくていいものであり、純粋に楽しんでいる人達にその存在を知られる訳にはいかない。

自分は演者だ。出役だ。なんと言われようが構わないし、傷つかないと言えば嘘だが、気にしないようには出来る。
だが、リスナーさんは違う。言わば楽しむ側なのだ、観客なのだ。なぜ叩かれなければならないのだろうか。名指しをされて。
書き込む奴らは匿名なのに、相手の名前は平気で出すのか。

自分のリスナーさんの中にそういう人たちが混じっていることにも悲しみを覚えた。

純粋に楽しめないなら、見るのをやめればいいのに。これは、皆が思うことだろう。
匿名なのをいいことに、陰で寄ってたかって悪口や適当な憶測の話をする。

ゴミだ。喋れるゴミだ。

最近は、誹謗中傷が社会問題となっているように思う。言葉は刃なのだ。分かっている。誰かも分からないやつの言葉など無視すればいい。お前はお前だ。分かっている。でも、みんながみんなそんなに強くないのだ。むしろ弱い。ほとんどの人は弱いんだ。弱いながらもこの過酷な社会で、何とか生きようとネットの世界に居場所をつくる。それすらも！人は自分のエゴで、勝手な感情で、潰すんだ。奪うんだ。

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