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車椅子 vs 点字ブロック

濱田祐太郎さんが、点字ブロックの上の車椅子がめっちゃ邪魔という主張をしていました。

まあそうだよね、と共感しました。濱田さん曰く、結構遭遇してると言ってしましたが、そうなんだろうなと思い当たる節があります。

車椅子の方にとって周りを見渡すことは難しいと思います、よって白杖の人に気づくのも困難だと思いいます。頭を振って周りを見るのでは対した角度を見渡せないです。体幹がない人は体を捻り振り返ることはできない、また車椅子を動かして周りを見るのもそれはそれで周りに迷惑かもしれないですし。

そもそも車椅子は大きいので、点字ブロックを踏みがちです。椅子のよこに車輪が付いてるのだもの、そりゃでかい。電動車いすなんかモーター付き車輪がついてるのでもっとでかいです。

施設の思い出

車椅子と点字ブロックでいうと、施設での出来事を思い出しました。その施設では、目の悪い人と車椅子に乗っている身体障害者が生活していました。当時、自分は車椅子を使っていました。施設に来てすぐくらい、車椅子で施設内の歩道を移動していたら、前から白杖の方が来ました。避けるため歩道の端まで車椅子で寄りましたが、白杖が車椅子に当たりヒヤリとしました。車椅子は大きいです、歩道で白杖と共存は困難です。それ以降はそのような状況避けるべく、車道を使うようにしました。施設内は車なんてほとんどこないので。

ちょっと話がズレますが、点字ブロックと身体障害者の相性も悪いです。リハビリが進み、杖を突いて歩く訓練が始まりました。そうなってからは施設内はまた歩道を使うようになりました。その時は、点字ブロックは転倒の原因で怖かったです。白杖の人を避けるのも転倒の原因なので緊張しました。

これらの件については道を広げるのが一個の解決策かなと思います。身体障害者と視覚障害者の通り道を分けるという発想です。ただこれも問題があります。道を広げると歩く距離は増え、それはそれで身体障害者にとって大変です。都会だと土地がなく難しいでしょうし。歩道、ひいては街のユニバーサルデザインの難しさですね、しらんけど。

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