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旅の効果効能について

先日、所属するアナグラムとフィードフォース社の有志で行うライトニングトーク(略して、LT)のイベントがありまして、アナグラム代表として初めてLTに登壇したので、その時の内容をメモ程度に残します。

セミナーなどの登壇経験はそこそこあるものの、5分間のLTは初めてだったのでドキドキでした。

本来であれば、お仕事に関係するような発表が良かったのだと思うのですが、参加される方々のテーマを拝見するに皆さん真面目系だったので、色を変えるためにも「旅の効果効能について」というゆる~い内容でお話してきました。

本旨の結論としては、旅は人を豊かにするというものなのですが、どういった点において豊かになるかについてざっくりとお話ししています。

これまでの旅行歴について

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旅の効果効能について話を始める手前、自分の旅行歴を紹介するとこんな感じになっています。

自称、旅人Lv.3(最大Lv.99として)なので、まだまだ行ったことのない地域は多いです。そして、生活圏が東日本なので旅行先も東日本中心に。

青色の地域は水樹奈々さんの全国ツアーライブに参戦するために訪れた地です。わりと地方にも青がついているのは、あえて行ったことのない土地に行き、その土地の人や味、雰囲気などを肌で実感したいからという理由です。

話はそれますが、海外公演にファンクラブのオフィシャルツアーで台湾に行ったのですが、帰りの飛行機と台風がかち合い、飛行機の出発が大幅に遅延、台湾を早朝の飛行機で出発し、到着した羽田空港から直接オフィスに出勤するというエクストリーム出社を経験したのは良い思い出です。

旅の効果効能 その1:東京では味わえない臨場感を味わえる

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そりゃそうでしょ、というご意見いただきそうですが、東京に慣れてしまっている人こそ、旅でいろいろな臨場感を味わってほしいです。地方に住んでいるかといって旅で臨場感を味わえないかというと、それは違うと感じています。

東京を始めとする首都圏の場合は生活圏の中で何でも手に入ってしまうがゆえに、生活圏の中で得たもので満足してしまうという錯覚に陥りがち。

たとえば、アンテナショップで地方の名産を手に入れるとか、都内の沖縄料理店で沖縄の八重山そばを食べるとか。

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近所のお店で食べたり、お取り寄せが簡単にできる今ですが、なんだかんだと言っても現地の名物は現地で食べるのが一番!

その土地にいるバイアスもあって美味しさ倍増していることってよくあると思いますが、そのバイアスって臨場感だと思うのです。これは東京では味わえませんね。

ちなみにこの車エビそばは、沖縄県の竹富島に訪れた際、島内でお仕事をされている方に、この辺の方がよく食べに行くお店とおすすめメニュー聞いて到達しました。

20201119_FFLT_旅の効能

旅行先でミーハーになる。最高じゃないですかね。

好きな作品のロケ地巡りとか脳内麻薬が出まくります。自分の想いが五感によって刺激されて記憶に深く刻めますね。

ちなみにこの写真は、水樹奈々さんの全国ツアーで神戸を訪れたとき、神戸北野異人館・うろこの館で撮影したものです。

この場所は、水樹奈々さんのアルバム「SMASHING ANTHEMS」のジャケ写に使われたこともあり、ある種の聖地巡礼。

そんなことで心躍るの?と言われそうですが、ファンは心躍るし、記憶に深く刻み込まれます、はい。

※アルバムのジャケット画像はアップできないので強めにぼかし。元の画像はこちらで確認いただけると

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(写真は広島観光のおすすめコースさんから引用させていただきました)

これも水樹奈々さんのツアー公演で広島に初めて訪れたのですが、当日はナイトゲームにも関わらず、日中から広島駅前にカープファンの方々が続々と集合してまして、カープ愛がすごく強いなと肌で実感しました。

広島の方々のカープ愛、広島にいかないとどれほどすごいのか実感できないと思います。これはあえて旅で訪れるという行動を起こさないと得られない見聞のひとつです。

旅の効果効能 その2:地方経済に貢献する

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ジャーナリストの池上彰さんはこのようにおっしゃっています。

みんなは18歳にならないと選挙で投票できないけど、買い物行動という投票はいつでもできる。いい商品を作っているところにお金を出す=投票行動することで、世の中を少しでもよくすることに協力できるんだよ。

「池上彰流『お金の教育』 子どもに理解させるために身につけた技とは?」より引用
https://dot.asahi.com/aera/2018122700017.html?page=2

お金を出す(消費やサービス)ことは投票行動ということ。

旅行に行ってお金を使うということは、その地に投票する、応援することとも言えるかなと思います。いいなと思ったら美味しいもの食べるでもいいし、アクティビティに参加するでもよし、バンバン満喫しましょう。

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※画像はTwitter @ejisio さんのものをお借りしてます

「推しは推せるときに推せ」という格言は、僕が水樹奈々さんのファンであるように、誰かのファンだという方はよく聴くフレーズかもしれません。

「いつかあのお店でご飯を食べたい」「いつか〇〇に行きたい」は行ける時に行きましょう!

その場所がなくなったり、年齢を重ねて行くのが困難になってからではもう遅いです。行ってみたい!と思ったときが行き時です。

推しを推せているときの至福感もそうですし、経済も回りますし、メリットしか感じられません。

推せる推しがいなくなってしまったときの喪失感や後悔は先に立たずです。昔からそう言われてましたよね?ねっ?

旅の効果効能 その3:プランニング能力向上?

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もしかすると旅のプランニング能力を高めると、仕事にもいい影響が出るかもしれませんというお話。

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旅行というのは、行く日と帰ってくる日がたいてい決まってます。つまり、旅行とは限られた時間の中でどれだけ多くの体験ができるかという指標があってもいいわけです。

限られた時間の中でより多くの体験を得たいということであれば、事前のプランニングは必要だなと思っている派です。

もちろんノープランの一期一会の旅も趣があっていいと思うので、それ自体を否定するつもりは全くありません。

※ただ温泉に使っていたい、あえて何もしない旅も良いと思います。それは癒やしという目的を達成するというものなので、それ自体を否定するつもりは全くありません。ここでは癒やしというよりも、自分の人生を豊かにするための経験を得るための旅という視点に重きをおいています

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個人的にはGoogle マップを旅のプランニング&旅ログツールとして活用しています。

テレビで紹介されていたり、人から聞いていいなと思ったスポットは、Google マップの保存機能を使って「行ってみたい」に保存、行った場所は「お気に入り」に保存するようにしています。

おかげで僕のGoogle マップは保存したスポットだらけになっています笑。

Google マップ内でスポットを整理しておくと、どの順でスポットを回ったら効率的か、道順はどうするかなどイメージしやすいので、限られた時間を無駄なく使うことができます。

これって、仕事にも通ずる所ありませんか?あれ?そう思っているのは僕だけですか?そうですか。

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旅の行き先については、メディアで紹介されたりネットで調べた場所が多いと思いますが、僕の経験上、本当に良いスポットというのはインターネットでは見つけられないと感じています。

なぜなら、Googleなどで検索しても有名な観光スポットが紹介されているページばかりが上位に表示されてしまい、その土地を旅行したした方や隠れたおすすめスポットを紹介するようなブログ記事などが、相対的にかなり見つけづらい状況になってしまっているからです。

TwitterやInstagramでまず検索するという若者が増えるのも当然だと思います。TwitterやInstagramで検索したほうがリアルを垣間見ることができますからね。

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インターネットやガイドブックに乗っていないおすすめというのは、やはり人が持っていることが多いです。

この写真は、山梨に行ってきた時の写真ですが、知り合いに教わった場所です。車の対面がきついくらい細い山道を1時間弱登ったところにある神社です。

富士山信仰があることを考えると、これ以上のパワースポットやベストショットはこの地域で他にないなと感じた場所です。こんな絶景を独り占めできるとは何という贅沢なんだろうかと強く感じました。

ガイドブックなどにも掲載されている場所ではありますが、普段の僕なら多分スルーしていました。少なくともインターネットで調べていてこのスポットの情報にたどり着くことはできていません。

知人が背中を押してくれたことは大きかったです。

旅先の情報は人に聞け、というエピソードはもう1つあります。

石垣島によく行かれる方に石垣島のおすすめを聞いたところ、おすすめのスポット一覧をGoogle スプレッドシートに丁寧まとめてくださいました。1聞いたことが10倍にもなって返ってきており、一度の旅行では回りきれないくらい。

食べログ、InstagramやTwitterなどのSNSでは見つけることが出来ない情報は、やはり人がもっているというのを実感した1つの出来事です。

なので、より良い旅行を行うための事前準備の一つとして、その地に精通している身近な人に聞く、普段からリアルな人のネットワークを持っているというのはとても大切じゃないかなと思います。仕事がらみであれ、趣味絡みであれ。

身近なとろこでいうと、会社の上司や社長さんは高確率でインターネットにでは見つけにくいおすすめを持っていたりするので、そういった方に事前に聞いてみるのがいいと思います。

(ちなみに、大阪ならこの人、福岡ならこの人、札幌ならこの人みたいに各地域にマイスターがいます笑)

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ここまで旅の効果効能についてお話してきて、旅行欲が高まった方も多いとは思いますが、感染症対策だけは万全にして旅を楽しみましょう。

余談ですが…

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先日、(感染症にかからないよう)自動車であしかがフラワーパークのイルミネーションを見てきました(終始屋外での見学なので、マスクと手洗いなどを徹底すれば比較的安全と判断)。

これまでもいくつかイルミネーションを見てきましたが、規模と演出すべてにおいて格が違うな、さすがイルミネーションランキング3年連続1位になるなと実感。

園内のイルミネーション全てをちゃんと見ようとすると1時間では足りないくらいの規模、そして各展示にも様々なテーマがあってとても楽しめました。すごい(語彙)。

メディアとかで得ていた印象よりも遥かに上をゆく素晴らしさだったので、前述の「推しは推せるときに推せ」ではないですが、気になったらぜひ足を運んでみてください。

※特に引用元のない写真はUnsplashより。スナップ写真は自分のスマホで撮影

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