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潜在能力を閉じ込めてしまう「常識」の罠

無意識に他人に迎合して生きる「生ける屍状態」

人の目を気にして自分の思いを押し込めているうちに、だんだんと自分の本心さえもわからなくなって、ただなんとなーく生きている人生になっていませんか。

必要以上に、相手に合わせたり機嫌を取ったり、それも無意識にやってしまい、だんだんと人と会うことが疲れて、嫌になってきていませんか。

アメリカの心理学者・マズローの説では、人は、食べるもの、寝る場所、着る服があると、次に欲するのは「所属すること」なんだそうです。これは、社会的欲求と言われています。

人が生まれて一番最初に所属するところは、家族、です。幼いころに家族にありのままで愛されてのびのびと育てられていれば、過剰な迎合を覚えることはなかったでしょう。でも、家族に否定され、受け入れられなかった経験があると、自己防衛や所属することを求め、周りになんとしても受け入れてもらうことが生きるための一番の目的、最重要項目となります。

生ける屍状態を生み出している無意識の迎合も、「不要な思い込み」が原因です。

そして、怖ろしいことに、不要な思い込みは「常識」とされていて、それが「不要な思い込み」だとは誰も思っていなく、むしろ押し付けられてしまうことが多いのです。

常識とは18歳までに身に付けた偏見のコレクションのことを言う
アルベルト・アインシュタイン

「~すべき」「~なければならない」という常識はすべて、魂を閉じ込めてしまう不要な思い込みです。

たとえ「他人に迷惑をかけない」や「人を喜ばせる」という行為でも、その動機が「他人に迷惑をかけないようにしなければならない」や「人を喜ばせなければならない」という 常識 からの思い込みであれば、それは不要な思い込みです。「友達に気が利く言葉を言わなければならない」「思いやりを行動に移さなければならない」などもそうです。

道徳的なことも、そうしなければならない、という常識からの思い込みになった時点で、魂を閉じ込めてしまいます。

他人から「どう思われる」のかを気にするよりも、自分は「どう思う」のか

例えば、色々なお祝いの際のプレゼントや、そのお礼状を送るとき、その動機が、「友達を喜ばせたい」「心から応援したい」「感謝の気持ちを伝えたい」からそうしているならば、自然で気持ちがよいですね。でも、そうではなくて、「常識的にそうしなければならないから」とか、「世間的によく思われたいから」「周りの人から不義理だと思われたくないから」しているならば、その行為はすぐにやめるか、不要な思い込みに気づいてください。あなたを縛り付けている世間体、常識から解放されましょう。

「~すべき」「~なければならない」という常識、そして世間の常識から外れることにより生じる劣等感・罪悪感・羞恥心は、今後の人生にはもういりません。
あなたは、常識のために生まれてきたわけではないはずです。これからは、あなたはあなたのボス、あなたの魂の思いに従い、本当の意味で「生きて」ください。

無限の可能性を秘めた宇宙意識への最短ルートは、自分がどう思うのかを自分の心(ハート)に聞くことです。

他人の目を気にし、他人の意見の中で生きると、本来持っている無限の可能性が閉ざされてしまいます。

すべての行動の動機を、人の目を気にした恐れではなく、自身の内から沸き起こる情熱・愛にシフトさせていきましょう。

それにより自分の人生に揺るぎない幸せの感覚を手に入れることができ、毎日の充実感が格段に増していきます。


この世は魂(=宇宙意識)を自由に表現する場

目に見えるこの身体と授かった名前は、小さい自分(わたし)です。目に見えない魂は、大きい自分(わたし)です。どちらも、自分(わたし)です。目に見えるわたしは、あくまでも大いなる自分の一部分であり、目に見えない大きい自分の表現者である、ということを自覚しましょう。

魂は、私たちの「潜在能力」とも言えます。

自分の魂=潜在能力に目覚め、引き出して生きましょう。


それは、エゴをなくすということではありません。そもそもエゴがなければ、この世でわたしとして魂を表現することができません。目に見えない意識を現実化させるには「わたし」というエゴが必要なのです。ただ、そのエゴの働きに無自覚でいると、様々な弊害が出てきます。

今までは、セルフイメージ=小さい自分だけだったかもしれませんが、これからは、セルフイメージ=小さい自分+大きい自分へと変化させて行きましょう。

五感で感じたことを心地が良いか悪いか判断して、刺激即反応するエゴの働きを自覚しながら、自由な魂を解放して生きる。

全ての思い込みを手放し、ワクワク全開で魂に導かれるままに生きるとき、あらゆる悩みがなくなり、無限の潜在能力を発揮して喜びあふれる人生となります。

しかし、心の傷、トラウマとなっている記憶、不要な思い込みが心の奥深くに沈着して積み重なり、重く分厚い蓋になり、魂を閉じ込めてしまっている状態は、多くの人にとって無意識レベルになっています。そのため、なかなかそのブロックを取り除くことができずに、悩み、苦しまれているのが現状ではないでしょうか。

その積み重なった心の傷、トラウマとなっている記憶、不要な思い込みを癒し、浄化する素晴らしいツールとして、靈氣(レイキ)はとても有効です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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