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自分用メモ。今日(2020/1/5)のサンモニを見て


さっきサンデーモーニングを見てたら世界中で政治が幼児化している、という分析と心理学(無意識!)にアプローチされてたのと、自己責任論の正負――射程領分と同時に限界――の話になっており、ヒプノセラピーの世界でもある線から見解が別れるものの改めて自分のベクトルを確認できてよかった。フロイト心理学からアドラー心理学系に寄った見解(研究者のための療法になってはいけない。また自分の挫折や挑戦スルーのブロックを自己自身に求めず環境のせいにする性癖から脱せなくさせるのでは本末転倒、患者自身とその実人生をポジティヴの方向に向かわせられなければ意味が無い)が心理学の領域(おそらくスピリチュアル系でもか?)でおおむね支配的になっているのは正しいのだが、行きすぎると自己責任論を無限に肯定しかねない――アドラー自身がどう言っているか、とは別に。これを受けた流れ・傾向として――。

私達心理療法の領分は徹頭徹尾個人に寄り添うことであり、「人生の目標どころか、生活に先立つもの、ひいては立て直しの機会をも奪われてしまいかねない、こんな逼塞した世の中ではあるが、<にも拘わらず>環境の性為にせず自己目的をしっかり持ち直しましょうね、と言う方向に持って行く」作業がなにより必須ではあるが、他方で政治や社会がセイフティーネットを設けていくような働きかけが社会の中に自発的に生じたりこれを応援し世の中全体を突き動かしていく運動性が蘇生していくこと、また過剰に胸懐を肥やしていると自認する社会的層においては、その分に関して今後あえて自己負担を背負うという父性的決断をすることは、それはそれで求められる時代になっている、というのは間違いがないだろう。


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