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双極性障害2

私は2019年頃からメンタルクリニックを受診するようになり、そこで双極性障害の診断をされました。その病院では薬の効果が感じられなくて通院を続けられず、今の病院に通院するようになって2年ほど経過し、現在に至ります。
先日、お仕事でほんの少しだけお会いしたことある方が双極性障害を持っている方で亡くなられました。今年春にも双極性障害の診断があると言われている方が亡くなっています。正直かなり怖いし不安になってこの記事を書いています。
現在の私はほぼ寛解のような状態で、躁鬱の波からはかなり離れることができています。夜になると多少の不安や死にたい気持ちはありますが、今までと比べたらかなり弱まりました。もうすぐ減薬する予定もあります。

「死にたい!」という衝動は何度かありましたが、本当に駅にいて「今なら死ねる」と突発的に一度だけ思ったことがあります。この駅のあの路線ならホームドアがない、今なら行けるんじゃないか、行け、と言われているような気がしました。でも、私の体が咄嗟に死の恐怖で過呼吸を起こしてくれたので手足が痺れて動けなくなりました。あのとき死ななかったのは本当に奇跡だと今でも思います。仕事も続けられらようになって、少し鬱から抜け出せているような時期の出来事です。

その記憶だけはハッキリあるのですが躁鬱の波の中にいた自分のことはあまり覚えていません。ただ、今普通に幸せというくらいの感覚がわかるようになってから、躁状態の時の「最高にハッピー!」というような感覚は異常だったような気がします。

双極性障害は重い病気だ、なかなか治らない、自殺率が高い、などと言われているのを見て辛くなりました。だから今この記事を書いています。
本人はつらいだろうと予測されることが多いように感じていますが、実際に辛いことはその瞬間の自分しか覚えておらず、未だに自分が双極性障害なのか?と思ってしまうほどです。自認がかなり難しいような気がします。
過去に双極性障害の症状がかなりあった頃の記事が実際にあるのですが、今とは違う感覚なのであまり参考にならないかと思います。
この記事は、現在の私の個人的な感覚です。

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