自叙伝の書き方① 不幸自慢で終わらせない

こんにちは! 詩音です。

クリエイター仲間の友人に
自叙伝を販売する(電子書籍)という話をして、
3ヶ月くらい経ってます。

ビジネスというより、
自分の過去に辛い経験を吐き出して
心の整理をしたいというのが大きな目的なんです。

しかし、目的がどうであれ
文章という形で表現して
他人に読んでもらうわけです。

人間って、あまり親しくない人の過去には
興味がないですよね?
自分が過去、現在進行形で苦しんでいたとしても、
耳を傾けてくれる人は少ないです。

最近は芸能人やスポーツ選手だけでなく、
一般人でも気軽に人生を語ることができます。
動画、SNS、ブログ、電子書籍……

自分の辛い経験を語ることは悪いことでは
ありません。
ただ、語り過ぎると、
「不幸自慢」とか「悲劇のヒロイン」と
思われて、
ファンもプライベートの友達も
どんどん離れていきます。

実際、現在進行形でブログに辛い出来事を書きすぎて
ファンが増えていないミュージシャンがいます。
昔、そのミュージシャンは、私の女友達でした。
私の言葉が彼女を傷つけてしまって
(悪気はなくても、相手が傷ついたなら仕方ありません)
連絡は途絶えました。

彼女と直接会って話してみると、
とても優しい人なんです。
複雑な家庭環境で育ち、
現在も複数の障害や病気を抱えています。

しかし、自分の辛い経験をブログに書き過ぎて
プライベートの切り売りになってしまいました。
ミュージシャンなら、音楽を売ることです。
彼女は歌も楽器の演奏を上手いんですが、
プライベートの切り売りの方が注目されているんです。

本人が苦しんでいることは分かりますが……
完全に自分の見せ方、売り方を失敗してます。


人の批判をするのは簡単です。
自分の場合はどうかというと、
「自分のことに興味のある人だけに
読んで欲しい」
という考えです。

自分はアーティストやクリエイターとして
芸を売ったり、作品を売ることをメインにしたいです。
「詩音さんのこと、もっと知りたい!」
と思う一部のファン人に読んで欲しいですね。

基本的に無料で気軽に読める媒体には
(noteの無料記事、X、ブログなど)
プライベートを書くのは控えます。

私のクリエイター仲間の友人も、
紙の書籍でも電子書籍でも自叙伝を販売してますが、
壮絶過ぎます……

今は、過去にとらわれず
動画、音楽、文章、ライブなど
楽しい作品を作って売っていきたいそうです。

どこまで、自分のプライベートを語るか?
という問題は
人それぞれです。


「自叙伝の書き方②  不幸自慢で終わらせない」に続く。


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