そもそも6次産業化は設備投資しないと出来ないのか⁉️ 地方の農産加工のお話し。①
Vol.604
地方で6次化に取り組む生産者、
事業の挑戦を絶対に失敗させない!
ものづくりは暮らしづくりと考える
宮崎の農作物加工屋デス‼︎
宮崎県で2013年から
マンゴーなどのくだもの
農作物を加工しています。
田中陽一と申します😊
会社の名前は株式会社ひょっとこ堂
宮崎県の高鍋町(たかなべ)にあります。
中には200リッターのお鍋や
1200万円のゼリー充填機
新品だったら1500万円近くする
レトルト殺菌装置など
専用の加工を行った床や壁など
とにかく食品加工の施設と
豊富な設備があります。
宮崎に移り住んで
洋菓子店に勤めていた時に
全国の百貨店を販売でまわりました😊
『宮崎物産展』が時の東国原元知事の
トップセールスによって
大盛況となっていたころで
『宮崎の農作物は本当に美味しいし、
全国には多くの宮崎ファンがいる。
加工をすることで日持ちを伸ばして
沢山の人においしさを届けたい!』
その職場での販売の数字も良かったので、
正直売ることには自信があったし
不思議と全く不安がなかったんです。
退職して、自分で加工場を立ち上げることにし
事業を営む妻の父からも背中を押してもらえたので
銀行からの借入もしっかりと出来たんです。
一世一代のチャンス❗️
せっかくなので理想的な工場にしたい❗️
そんな思いと勢いで探した設備たちは
中古品が多かったのですが
グレードや大きさは良いものを選んでいき
『せっかく買うんだから』と
まるで車のオプションを
どんどんと付け足していく感覚で
あれもこれも理想を形にしていくと
結果的に4千万ほどの機械設備を
導入することとなりました。
建物は町内にあった
元々は帽子を作る工場だったところを
土地と共に購入したんです。
3千万円でした。
それらは全て銀行からの借入と
リースやローンでの導入でした。
作るものは常温で日持ちする
ゼリーだ!と心に決めて
情報も経験も無いところから
半年も経たないうちに
立派な工場が完成したのです。
とてつも無い勢いと
協力してくれた方たちのおかげで
見事に出来上がったのです❣️
総額8千万円の
夢のゼリー工場が出来ました❣️
お菓子の販売で自信をつけて独立して
一個も作ったことの無かったゼリーの
製造工場を立ち上げた田中。
機械のスペックは
ナント1時間に2400個製造。
理論値では1日に1万2000個を
製造できる工場が出来たのです❣️
1個100円としたら
1日に12,000個✖︎100個=1,200,000万円
月に20日稼働すれば
月商2,400万円のライン。
年商2億8800万円の
ゼリーを作れる工場が
出来上がったのです😊
だがしかし❗️
2013.10月〜2014年9月の
ひょっとこ堂の年商は
ナント1300万円でした。
月商ではなく
年商です。
あれ⁉️
2億8800万円は
どこに行ったの⁉️笑
立派な設備が出来たのに
なんでなの⁉️
勢いで夢を見て大きな設備投資で
6次産業化にチャレンジした
私田中のリアルなお話し。
この続きは
また明日お話しします😊
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?