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天皇も宿泊「三陸花ホテルはまぎく」の魅力[国内旅行]

 東北、岩手県の三陸地方、大槌町の浪板地区。
 三陸復興国立公園内、三陸ジオサイト、大槌町の新八景の一つ、片寄せ波の海岸として砂浜が広がる「浪板海岸」に建つホテル。

 東日本大震災で被災。2013年8月のリニューアルに際し「浪板観光ホテル」から「三陸花ホテルはまぎく」と名を変え再出発。
2016年9月には天皇皇后両陛下(現上皇上皇后)も被災地訪問の際に宿泊されました。


1.三陸海岸名物「朝日の道」「月の道」

 大槌町唯一の観光ホテルですが、こちらのホテルの売りは、「片寄せ波」で有名な浪板海岸から三陸海岸を一望できる客室と、新鮮な海の幸が味わえることですが、個人的に実際に泊まって感動したのが、客室から見える朝日や満月。
 特に4月中旬、8月下旬の2つの期間で、北の大島、南の野島の間の水平線から朝日が上がるのを見ることができるチャンス。
 さらに天気が良く波が静かなら、とても幻想的な「朝日の道」を見ることができるかもしれません。かくいう私も2021年4月、最高な「朝日の道(写真のとおり)」を見ることができました。

「朝日の道」(2021.4.12 5:00 by客室より)

 また、「朝日の道」同様「月の道」も見ることができます。9月の中秋の名月の際は、天気に恵まれれば、野島付近から上がる満月による「月の道」を見ることが出できます。
 2016年9月に宿泊した時は、中秋の名月、しかもスーパームーンの前日で、輝く「月の道」を見ることができました。さらに、次の日も朝風呂に入ろうと早起きすると、綺麗な朝日が。

スーパームーン前日の「月の道」(2016.9 by客室より)
野島から上る朝日(2016.9 by客室より)

 ホテルの料理もおいしかったですが、それ以上にこのふたつの自然現象が深く思い出に残っています。
 この朝日、月を目的に宿泊するのも良いかもしれません。三陸へ宿泊旅行をお考えの方は、ぜひ、4月中旬、8月下旬の三陸花ホテルはまぎくへの宿泊を考えてはいかがでしょう。
 または、満月に合わせて宿泊してはいかがでしょうか。
 またまた、満月時期、4月中旬、8月下旬に三陸に訪れる方は、三陸花ホテルはまぎくに宿泊してはいかがでしょうか。


2.大槌町の郷土芸能

 三陸花ホテルはまぎくがある岩手県大槌町では、19もの郷土芸能団体が活動し、毎年9月の第3週の週末に開催する「大槌まつり」では、神社の神輿渡御の前後を郷土芸能団体が連なり、町中を練り歩きます。その盛大さは1万人の町とは思えない盛り上がりを見せ、年々観光客も増えています。
 その郷土芸能をホテルで観賞できる出張演舞も行なっています。こちらは団体旅行限定で予約が必要になります。

団体旅行客を前に演舞する虎舞
郷土芸能「虎舞」

 個人で宿泊する方は、郷土芸能を観てみたいという方に朗報です。
 大槌町では、2021年から「大槌まつり」の会場の一つ、小鎚神社にて郷土芸能「かがり火の舞」を定期的に開催しています。
 2023年は、5月27日(土)から9月9日(土)の毎月第2・4土曜日の計8回、町内の郷土芸能団体が2団体ずつ出演し、神社の境内でかがり火を前に演舞を披露します。
 公演は19:30~20:30。三陸花ホテルはまぎくからはホテルの無料送迎バスが出るので、どうせ宿泊するならこの日に合わせて宿泊されることをお勧めします。
 詳細は下記チラシをご覧ください。

三陸大槌町 郷土芸能 かがり火の舞

チラシ表
チラシ裏

◎三陸花ホテルはまぎくHP

三陸で獲れた新鮮な海の幸のディナーも楽しみの一つ
客室はオーシャンビュー(和室)
オーシャンビュー(洋室)

◎大槌町観光情報

大槌町観光交流協会HP

大槌町で観光する

大槌町で体験する

大槌町で食べる

大槌町の特産品


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