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合言葉は「#捨てないを始める」。Oisixの食品のアップサイクル

気になる話題をピックアップ。

oisixという企業をご存じでしょうか。
有機野菜など、こだわりの食材や料理キットの宅配を行っている企業です。

そんなOisixは食品ロスの削減にも力を入れており、食品のアップサイクルにも積極的に取り組んでいます。

アップサイクルはリサイクルとは異なり、廃棄される予定の資源から付加価値のついた新しい商品に生まれ変わらせることです。

リサイクルの場合、例えばペットボトルを粉砕したチップへとリサイクルすると、その価値はペットボトルよりも下がってしまいます。
加工するにもお金も時間も労力もかかりますが、リサイクルした後の価値は決して高くありません。

そのため、リサイクルではなくアップサイクルが世界の主流となってきています。

以前も段ボールから財布を作るアップサイクルや、コーヒーかすをスクラブにアップサイクルにした事例を紹介しました。

食品は腐ってしまうのが早いため、どうしても廃棄が多く出てしまいます。
食品の廃棄量は日本でも大きな課題となっていますが、Oisixはこの食品ロス問題にアップサイクルで挑んでいます。

ナスのヘタのチップスや、バナナの皮のジャムなど、「そこって食べられるの!?」という原材料を元にした商品が販売されています。

大根の葉っぱを捨てずにふりかけにするなど、家庭でも気軽にできる食品のアップサイクルですが、さすがにバナナの皮のジャムは家庭でつくるのも、その発想に至るのも難しそうですよね。

これらの商品はOisixの店舗からだけでなく、HPからも購入することができます。

OisixのHPには、捨てられてしまう食材や、規格外の商材のことを「原石」と表現しています。
廃棄するものだと思い込んでいたものでも、人の知恵や工夫、技術によっていくらでも新たな価値を持つ商品となります。

素晴らしい取り組みです。


金賢守(キムヒョンス)

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