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SDGs 4、質の高い教育をみんなに

SDGsの17の目標の、4つ目、「質の高い教育をみんなに」について考えてみようと思います。

世界には読み書きができない人が約7.6億人いると言われています。

そのうちの約3分の2が女性だそうです。

女性が教育を受ける機会が少ない理由としては、女性差別の慣習や、経済的に貧しいために兄弟全員を学校に通わせられないということや、学校が近くにないから通わせられないといった理由があります。

女の子は勉強より家事を手伝ってほしいとの親からの要望や、弟が学校に通えるようにするためにと働いていたり、女の子が教育を受けずらい現実がまだ世界にはあります。

日本でも、明治のはじめに学校を建てて子供たちを通わせようとしましたが、「子供は大事な働き手なので、学校には通わせない。特に、女に教育は必要ない」という親が大勢いたそうです。

時間をかけて教育の重要性を伝えていくことで、読み書き計算ができる子供たちが増え、今の日本の発展の土台となりました。

子供たちが国の未来で、教育が国を作るといっても過言ではないかもしれません。

また、世界には基本的な読み書きを身につけることで、約1.7億人が貧困から抜け出せると言われています。

教育の環境を整え、意識を高めていくことは、個々人の豊かさだけでなく、国の豊かさや未来にもつながる、とても重要なことだと思いました。


金賢守(キムヒョンス)

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