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株式会社タケウチ:専務取締役 竹内雅浩氏 インタビュー(取材日/2022.9.9)

大学生・大学院生が、兵庫県内の魅力を取材し発信するプロジェクト「ひょうご仕事GPS!」。今回は兵庫県姫路市の企業、株式会社タケウチの専務取締役である竹内雅浩さんにお話を伺った。

専務取締役 竹内 雅浩さん

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1|会社概要

──まずは、会社概要についてお伺いさせていただきたいです。

姫路をはじめとした播磨地域でのリフォームや、建築資材の販売などをおこなっている中小企業です。直接お客様のところまで車やトラックで資材を運んで営業することもあります。

従業員はパートを合わせて約30名。売上は約20億円です。

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2|竹内氏の今後の目標

──竹内さんの今後の目標はなんでしょうか。

会社全体を知ることです。
というのも、現在入社2年目なのですが、これまではお金や経営全般を把握するのが精一杯でした。そのため従業員の仕事内容を十分に把握しきれていない面も…。

来年はそれを踏まえ、従業員に積極的に目を向けながら、それぞれに合わせた仕事をこちらから提案できるようにしたいです。

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3|㈱タケウチの今後の目標

──では、御社における今後の目標はなんでしょうか。

利益を上げていくことが大きな目標になります。
弊社はこれまで60年ほど経営してきました。コロナによる物価高騰で利益率は上がっているものの、今後20年を見据えた経営のためには、会社全体の年齢層の是正や他の会社にはないビジネスモデルの構築が必要になります。

また、利益を上げることで、従業員の賃金引き上げなどの福利厚生にも繋がると考えています。

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4|採用活動の方針

──採用活動の方針をお聞かせ下さい。

先程、年齢層の是正が必要と申し上げましたが、数年前まで従業員は50代のベテラン職人が多くを占めていました。

ですが近年の方針転換で、20代の若年層も積極的に採用し、年齢層の多様化に努めるように。その取り組みが功を奏したのか、暗かった会社の雰囲気も以前よりも明るくなったように感じます。

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5|独自の取り組み

──御社独自の取り組みや、変えていきたいことはございますか。

取り組みとしては、会社にベビーシッターの方をお呼びして、女性でも働きやすい環境づくりに挑戦しました。

変えていきたいことは、男性社員6・女性社員4の男女比の改善です。
問題は、建築資材の運搬など、力を必要とする仕事に男性が向いていることで、男女でハッキリと仕事内容が分かれていること。

今すぐの改善は難しいかもしれませんが、これから時間をかけて解決策を考えていければと思っています。

また、給与のことにフォーカスして話をすると、現状長く働いている人の給与が高くなっているので、それを成果給に変えていけるようにもしたいです。

インタビュー時の様子
ありがとうございました!

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