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安旅を極めるための「ネカフェ泊」

 先日の乗り鉄記事に載せ忘れたネタを思い出したので、新たな記事として書くことにしました。これまでに31都道府県に泊まったことがありますが、そのうち26都道府県ではネカフェに泊まりました(^^;;
 例の記事で書いた2012年夏の「初の18きっぷ一人旅」では、広島滞在中はビジホに2泊しました。ネカフェに初めて泊まったのは、18きっぷの余分消化のためにわざわざ上京した2013年4月のことです。この領域に足を踏み入れた経緯ははっきり覚えていませんが、恐らくこれも、Twitterのフォロワーさんの中にいた「先達」に倣ったんじゃないかと思います。
 ただし、ネカフェ泊に行き着く(?)前にはさらに謎な泊まり方をしていました。それは、これまた「18きっぷ旅」でのガ〇ト泊とマ〇ド泊です(^^;; 飲食店で夜を明かしたのはこの2回だけです。

 ネカフェ泊最大のメリットは、タイトルでも書いた通り「安さ」だと思います。一方で、最大のリスクだと思うのは滞在時間がより有限なことです。個人的には10時間程度のナイトパックがあると安心なんですが、そうでない店もそれなりにあります。そういう店の場合は、チェックアウト後に出発駅で粘ったり(爆)、関東・関西にいる場合は速達列車に乗らずに各停で時間稼ぎしたりする訳です。(乗り鉄をし始めた当初は未乗区間の乗りつぶしに時間を費やしましたが) あと、路線バスでも行ける目的地の場合はバスを選ぶこともあります。(これは障割適用による安さという要因もありますが)優雅にカフェで小一時間過ごせるような懐事情ならいいんですが(^^;;
 リスクと言えば、睡眠の質も結局のところ問題となります(^^;; 翌日に座学の予定がある場合はネカフェを避けた方がいいなぁと、5年前の失敗から学びました。フラットシート・マットタイプのブースではいくら横になれるとは言え、周りの音や空調といった要素は、いくら鈍感の極みな人間であっても結構影響するようです(^^;;

 ネカフェで泊まり始めた頃は、その日にスタジアムで観戦している場合が結構ありました。その場合はYouTubeに動画をアップロードするという重要ミッションもあるので、ネカフェに泊まるメリットがより大きかった訳です。
 ただ、歳を取るにつれて、ネカフェに着いてからネットサーフィンすらせずに寝てしまうことが多くなりました(^^;; まだネカフェ泊を避けるほどではないと思いますが、それでも確実に体力は落ちているなぁと感じます。似たような話で言えば、夜行バスでも寝れなくなってきているなぁと思います(^^;;

 ただ、言うまでもなく駅チカにネカフェがある方が珍しい訳です。数駅先にネカフェがあるならそこまで移動するのも厭いませんが、それでも引っかからない場合の次の候補はカラオケになります。と言っても、カラオケ泊の経験は2度にとどまっていますが。(一度は元々予定。もう一度は予定駅を寝過ごして、たまたま降りた駅の近くにカラオケがあったという奇跡^^;)
 また、友人宅や以前お邪魔した教会のお世話になったことも何回かあります。もちろん、場合によっては今でも、カプセルを中心にホテルにも泊まります。(まともなビジホに最後に泊まったのは、もう5年も前ですが爆)
 一般的に安宿の極みは野宿だと思いますが、そんなに身体が強くないことと、敢行する勇気もないので^^;、今後も一切予定していません(笑)

 ネカフェに限らず、旅先では特に全国・大手チェーン店に感じる安心感は大きいものです。個人的には快活CLUBが一番です。どの店舗へ行っても安定したクオリティだなぁと感じています。(自宅の最寄りも快活で、動画アップ等のために時々短時間利用しています) 無料ソフトクリームもありがたいですね。
 快活と言えば、関東でこういう光景を何回か目撃して驚いたんですが、AOKIグループに入ってるんですね。

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こちらは池袋東口駅前店

 一方、見出し画像でご覧いただいた通り、全国にはローカルチェーンも含めた個性的なネカフェが結構あります。(あの画像は5年前のネカフェポイントカードコレクションです。交通系ICカード集めのような感覚でしょうか(笑) その後10枚近くは増えていると思います)

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 こちらは豊橋駅東口を背にして右にあるネカフェのビルです。ビルの一部に入居しているのではなく、ビル全体が亜熱帯豊橋駅前店なのです。とは言え全フロアがネカフェではなく、カラオケやダーツ、麻雀のフロアもありますが。HPでは「国内最大級」と標榜していますが、あながち間違いではないのかもしれません。亜熱帯は愛知県内を中心に、岐阜三重長野大阪にも計36店舗を展開しており、大きい方のチェーンではないかと思います。

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 「大きい」つながりで、全国チェーンではありますがもう一ネタ。自遊空間新前橋店の世にも珍しいデラックスブース…だったんですが、こちらのお店は2年前に閉店していました(汗 利用客が少なかったからリニューアルして「目玉席」を作ったんでしょうけど、それも実らなかったと…

この段だけ11/3追記:最近のおすすめを紹介し忘れていました。都内中心部で夜を明かす際の定宿として定着しそうなのがこちらです。

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 廊下の狭さは致し方ないものの、まるでホテルのような風景がネカフェで見られるとは… 鍵付完全個室で、ご飯食べ放題で、9時間ナイトパックが税込で2,000円を切るというとんでもないスポットです。

 料金(主に破格さ)や設備面で特徴的な店は他にもありますが、キリもないのでこの辺で(^^;; 破格さで言うと、学生パックが破格だった中国地方の某店舗を思い出したんですが、残念ながら今年7月に閉店していました。周囲に競合店舗はひしめいていましたが、少なくともコロナが致命傷になったんじゃないかなぁと思います。飲食業・宿泊業でもないから、特定業種に向けての助成金やキャンペーンの対象には一切ならないんでしょうか。

 県境を跨いでの旅行が徐々に再興しつつありますが、今はGO TOキャンペーンのせいでネカフェよりも安くなっているホテルが結構あるようです。ネカフェにとってはまだまだ逆風なのかもしれませんが、何とか頑張っていただきたいなぁと思います。

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