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南えちごワンデーパスもあっていいはずなのに…

 先週木曜から続いた大雪は峠を越え、昨日から金曜までは雪が降らない予報となっています。しかし、線路や道路に残る影響は深刻で、今日も電車・バスの運休が続いている区間があります。
 住んでいる新発田市でも積雪が1mを超えて驚いています。

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 今朝になって積雪量は1mを下回りましたが、前日比を合算してご判断ください(^^;;

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昨日夕方の様子

 鉄道関係を含めた除雪現場で過酷な作業をされている方々にはただただ頭が下がります。週末には大学入学共通テストがありますが、また雪の予報が出ています。今回の大雪が今シーズンのピークであることを願うばかりです…

 さて本題です。以前から時折思っていたことを「記事にできるなぁ」と思いつきました。
 新潟は比較的フリーパスに恵まれているんじゃないかと思います。えちごワンデーパスは年中いつでも利用できる1日限りのきっぷで、えちごツーデーパスは週末や学校の長期休み等に2日間連続で使えるきっぷです。それぞれの利用可能エリアはご覧の通りです。

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 言うまでもなくツーデーパスの方が広範囲です。そして、厳密に言うと「新潟圏外の駅」も若干含まれるのが興味深いところです。主要発着駅など「キリのいい駅」までということなんでしょうか。

 ワンデーとツーデーでエリアが異なるのは百も承知ですが、気になるのは「ワンデー」の使えないエリアのことです。県北部にも多少ありますが、それよりも圧倒的な存在感を放つのは南部の方です。
 南部の空白地帯を走る第三セクター2社では、各社エリア内で有効の1日フリーきっぷが発売されています。
 北越急行の「ほくほくワンデーパス」はこちら。事前購入ができるようになればいいなぁと思いますが…

 一方、妙高はねうまラインと日本海ひすいラインを保有するえちごトキめき鉄道はこちらです。

 いくつか商品が並んでいますが、「トキ鉄ツアーパス」がワンデーパスに相当します。
 という訳で「なくはない」ものの、割高感は否めません。ローカル鉄道はコロナ禍がなくても大変な状態だったと思いますから無理もないのですが… そして、JR線に関しては「ない」訳です。

 この部分をどうにかならないだろうかと思ってしまうのです。タイトルで勝手な仮称を記しましたが、要は県南の方々がより気軽に鉄道を利用できるような施策は打てないのだろうかということです。

 こんな声もある訳ですし…

 あまり関係ないかもしれませんが、上越エリアは在来線がJRから分離されて以降、年々冷遇の一途を辿っているような気がします。その汚名を返上するチャンスなのではないか…と言うのは違いますかね(^^;;

 今回の見出し画像は「空白地帯」に所在するJR上越線・石打駅(南魚沼市)です。4年半前に一度訪れたんですが、駅前の風景がなかなか印象的だったのでもう少しご紹介します。

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駅を出た瞬間広がるのがこの絶景なのです。そこから右に目を移すと…

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何と言ったらいいんでしょうか… スキーブームが過ぎ去ってからだいぶ年月が経っているんじゃないかと思いますが、それにしても切ない光景です。
同じ石打でも、テレビにより多く出てくるのは関越道・越後石打サービスエリアですよね…

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これらの店々の前には上越線の功労者の碑が建っています。爺は現状をどのような心境で見つめているのでしょうか…

 こういった現状が少しでも打開されることを願うからこそ、今回の提起をしてみた訳です。(うまく収まった^^;)

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