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「イエロー」と「スキニー」

こんにちは、山下珈琲店です。

昨日のカナダでの滞在記事を書いていてふと思い出した記憶があります。
それはイエロー。
今、LGBTQへのコメントで岸田総理の界隈がバタバタしていますが、こんなことをしている場合ではないというのが一番の思いです。
以前、ダイバーシティについての記事をアップしましたが政治が完全に世の中に遅れてしまっています。

私はカナダに長期滞在している時にふたつ気になる言葉をかけられていました。
それは「イエロー」と「スキニー」
前者は言葉の通り黄色、私たちアジア人を指す言葉です。
日本人は黒人、白人を指すブラック、ホワイトには認識がありますが自分たちの立ち位置が白人よりという少し偏った認識があります。欧米に行けば私たちは間違いなくイエローという枠組みに収まります。
銀行で両替をした時に全てのお札をされチェックされ、1時間も待たされることもありました。コロナ禍でアジアンヘイトに注目が集まりましたが、ずっとずっと前から深刻でした。
そして後者スキニーはデニムの形で表すとホワイトカラーですが、どちらかというと皮と骨に近い痩せこけているみたいなイメージで捉えられます。

私たち日本人は性別も国籍も肌の色も恋来の対象も適している、適していないと選ぶ立場ではなく、理解し合う立場であると考えています。アジアの中で最もアイデンティティを認めあう社会を実現する手本になれば、それが世界にも浸透していくほどの力を持つと考えています。
サッカースタジアムでゴミ拾いをしていた文化が他の国にも広がった様に、日本人の影響力を信じたいところです。
政治に振り回されずに国境を飛び越え繋がっていく社会、マイノリティな方々が個を自由に表現し豊かに暮らすことのできる社会が待っています。
社会の秩序が崩れるなんていう声が聞こえますが、古い秩序なら崩してみんなで作り直したほうが魅力的です。
スペーシアン(宇宙居住者)とアーシアン(地球居住者)という分類になるかもしれない未来が近づいているからこそ、特定の人を困らせてしまう考え方から卒業したいなと思います。

本日もお読み頂きありがとうございました。
日本人に出来ることはまだまだたくさんありそうです。


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