見出し画像

足で稼いだ普通の写真たち

以前noteに載せた写真が引き続き「みんなのフォトギャラリー」で使っていただけていて、新しいnoteを読むきっかけになっている。

以前のはこちら。

ここから半年少しで100件くらい使っていただいたので、2日に1記事くらい新しい記事を読んでいる。使っていただいた記事はすべて読ませてもらっています。ありがとうございます。

このnoteでは昔撮った自然の写真に振っていたので、もっと日常に近いものも挙げておこうと思う。1日1記事くらいに近づくと理想的。

背中

背中っていい。画面に顔があると、人間は習性としてどうしてもそちらに意識が行ってしまう。壁のシミにすら顔を見つけてしまうくらいなのだからそれはもう強烈に。
顔のないけれど人のいる写真は、登場人物の関係性に想像が膨らむ。場面の空気が伝わる。そんな気がする。

1. 仲良しの兄ちゃんたち
2. 友人写。船の上から
3. 朝、これからみんなで海を泳ぐ

動物

可愛い動物の破壊力はすさまじい。特に猫。なのでみんなのフォトギャラリーにも無数にアップロードされている。
そんな中で追加が必要かと問われるとひるんでしまうが、やはり必要だと思いなおした。猫の気まぐれを掬い取って現に存在する無限の写真群。それでは埋められないほど、猫の生み出す可能性、その無限の濃度は濃いのだ。

4. 一部の界隈では有名なコンビニ猫
5. 猫と同じくペンギンもつれないし気まぐれだ

自転車

自転車は手がかかる。もともとの値段もお高いくせに、下手に取り扱うとすぐ壊れるし、定期的なメンテナンスをしないとすぐ錆びる。加えてお金も手間もかかる。特にロードバイクはそうだ。
移動手段なら車の方が当たり前に合理的。リスクも少ないし。

それでも漕いでしまうのは、自分の力を使って日常にない速度に身をゆだねる感覚が忘れられないから。そして、どこにでも行けそうな気持を日常にもって行けるから。

6. 荒川。いつも風が強い
7. 友人写

食べ物

たまに、本当においしく見える写真がある。僕の場合、そう感じる写真は必ずしも上手いものではない。真ん中でも3分割でもないところにある料理、焦点があっていなかったりボケていたりすることもざら。

おいしく見えるということに敢えて理由を求めれば、自分の中にあるおいしかった記憶とリンクするかどうかにかかっているはず。
その記憶は、わけもなく楽しく飲んだ友人とのお酒だったり、登山の途中でようやくありつけたごはんだったり、何気に入ったいい雰囲気の店構えで出てきた想像を超える一品だったりするわけで。

背景を汲み取ってもらえるようなおいしい写真にとって、食べ物自体がどう映っているかは二の次なのかもしれない。

8. Let's 飲酒
9. 行きつけのラーメン屋さん
10. 小さいハンバーガー
11. クラフトなビール

日常の少し先

日常から少し外れるのは、はじめは気が重いけれど思ったよりは簡単だ。電車に乗って海に行ってみたり、シェアカーで車を借りてキャンプ場に行ってみたり、ドローンで空を飛んでみるとか、何かイベントに申し込んでみるとか。
このご時世、準備はスマホと指の動きだけで完結してしまう。

いい写真の多くは視点が違うということなのだけれど、誰もが視点を変えられるということは反面いい写真でこの世は溢れているということでもある。

とはいえ視点だけではない。天気や景色、技術やカメラの性能、人の表情に動物の気まぐれな動き。日常の組み合わせは天文学的な数字をはるかに超えて存在する。そのどれが、誰に、いつ、どこで刺さるのかは、思ったよりもわからないものなのかも。

12. ドローン写
13. 堤防、好き
14. 北欧から輸入した薪ストーブ
15. 岩。この後取りつくも今はまだ登れず
16. 日の出
17. 居合体験。実際にこのあと藁を切った
18. 友人写。初めて買った愛着あるドローンを譲る直前に


終わりに:どんな写真が使われるのか

いま「みんなのフォトギャラリー」に30枚ちょっと登録していて100回以上使ってもらっているところ、数にはかなり偏りがある。
3記事以上で引用してもらっているのは10つで、そのうち5つくらいに大半が集中している。

やはり使ってもらっているのは、画面に人がいて想像を膨らませられるもの。山頂にたたずむ人や星を見上げるカップル風写真が一番の人気で、その他も単に風景だけでないもの、例えばピッケルが手前に写っていて登る人の息が見えそうな写真とか。

ひとつだけ全く景色だけの朝日の写真もあるが、これは見に行く体験が共有されているからという点で同じ理由もある気がする。

せっかくなので予想をしておくと、このnote中の写真で使っていただけそうなのは、
1 / 2 / 6 / 7 / 8 / 13 / 17 / 18
としてみる。

アルゴリズムやタグ付けにも左右されそうだけれど、ひとまず半年後に答え合わせしてみよう。
またひとつ、先の楽しみが増えた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?