⒑⑤家づくりって何から始めればいいの?《会社選び編》
これまでのブログを読んでいただいている方なら分かるかと思いますが、私の推しは工務店。
何故ここまで工務店を推すのか、掘り下げていきたいと思います。
■おススメは工務店
住宅会社には大きく分けて3つ。
そこからさらにザックリ分けると大体こんな感じでしょうか。
工務店にもいろいろな業態があるので難しいところですが、ザックリお考え下さい・・・
中でもおススメは、地域密着型の工務店です。
商圏が事務所からおおよそ1時間〜1時間半と設定されている会社が多く、こういった工務店は少人数、もしくは家族経営の場合が多いです。
ただ最近は、スタッフの数は多いけど地域密着型という会社もありますので、一概には言えません。
が、この場合、経営状態は?品質は?アフターケアは?保証は?といった不安が付きまとうのも事実。
見極めが難しいところですが、こちらの動画を参考にしてみて下さい。
決して相模さんの回し者ではありませんが、相模さんのYouTubeを全て網羅し、家づくりにおいて本当にお世話になった方の一人です。
■工務店をおススメするワケ
⒈ 実力ある工務店が隠れている
工務店はHMのように宣伝費にお金をかけないので、なかなか住まい手から見つけてもらえないという欠点があります。
その分、HPやSNS、ブログに力を入れていることが多く、工務店いいかも!と思った方はネットで根気よく探してブログも読み込んで下さい。
必ず、名工務店は見つかります!!
こんな動画もあるので、参考にしてみて下さい。
⒉ 高性能住宅が得意
ブログやHPを見てみると、勉強熱心さが窺え、高性能住宅を得意とする会社も多くあります。
ただ、会社によって実力はピンキリなので、住まい手が見極めないといけない困難さはあります・・・
高性能住宅と謳ってるけど、根拠は?数値は?実測は?という所を見ていく必要があります。(その見極め方は追々お話ししていきますね)
⒊ こだわりの家づくりができる
工務店はものづくり発想があるので、住まい手の要望を聞いてより良いものをどんどん提案してくれます。
また、本質的価値のあるものを実現してくれます。
自然素材は本当に心が豊かになりますし、ホンモノに触れたらその良さが分かります。
もちろん、自然素材は手を掛けなきゃいけない部分もありますが、意外とノーメンテでいけることも多いですよ。
むしろ、新建材の方がメンテナンス費用が嵩みます・・・
⒋ デザイン力がある
工務店=ダサい、という時代は終わりました。
建築家のもとでデザインの勉強をしたり、設計力のある方がいたり、とにかく自己研鑽に余念がなく、住宅建築が好きでたまらない!感が滲み出ていて、ステキな家づくりをしている工務店がいっぱいあります(もちろんダサい工務店もまだまだあるけど・・・)
施工事例でその会社のデザイン性が分かると思うので、参考にしてみて下さい。
⒌ 工務店同士のネットワークがある
工務店は会社が小さいが故に何かしらの組織や団体に加入していることが多く、その横繋がりで情報交換して、それぞれの技術や経営に活かしています。
こちらの『家づくり百貨』というコミュニティに加入している工務店は、誰でも加入できるものではなく、加入済みの工務店からの紹介でしか加入できないので、他の組織等に比べるとおススメ度は高いです。
とは言っても最終的には自己責任ですので、参考程度に探してみて下さい。
■我が家が工務店を選んだワケ
これらの希望を叶えられるのが工務店だったからです。
HMでは私の希望を叶えられるところは、残念ながら一社もありません。
というのも、HMだと注文住宅といえどもある程度の規格が決まっているので、自分好みの家は全く建てられないし、そもそも自然素材が採用できない。
そして何よりも性能にこだわりたいので、HMでは私が目指すものは造れません。
そういったところを考えて工務店一択になりました。
とは言っても、工務店だけ贔屓にするのも不公平なので、次回はHM、工務店、設計事務所それぞれのメリット・デメリットを比較していきたいと思います。
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