メタバースに集まる人たち

TikTokやTwitter、インスタを見ていて写真や動画の加工技術が年々上がってきていると感じる。細かく自分で調整できるようになっていて違和感がない程度に加工もできる。

それは同時にリアルから自ら遠ざかり2次元に近づいていっている。現実には存在しない姿に自ら変身している。それはアニメキャラやVTuberとまるで同じだ。二次元の人物に恋をする行為が変だと言われているが、加工された人に恋をしている人もいるだろう。（俗に言うリア恋勢）

そんな加工された人にリア恋している人も二次元のキャラに恋をしていることと変わらないのではないかと最近は思う。

現実に存在している者たちは自らの姿を加工しリアルから遠ざかり二次元へと歩み寄っている。二次元に存在している者たちは奥行きのある3Dの世界へと歩み出している。キャラクターをイメージした香水なども売り出されているほどだ。

現実に存在している者たちと二次元に存在している者たちが歩み寄り集まる場所が必要でそこをメタバースが担うのであろう。

メタバースが提供するものは現実の人と二次元のキャラが共存する世界。
これも答えのひとつとなることだろう。

綺麗な者に恋をし現実の加工されていない者に恋はできない。若いうちは見た目に惹かれるので仕方がないことなのかもしれない。
だから最近の若者はデートをしない、恋人がいないのだろうか？

綺麗な者に惹かれるのは人間に性だがその性が若者から恋を奪い子孫繁栄をも奪っているのも皮肉だな。