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通勤途中に思ったこと

朝の通勤で止まった駅にイケメンがいた。そしてそのイケメンは、長い棒をアナウンスが流れるスピーカーに向けて、何やら録音していた。

あ、鉄ちゃんや。

恐らく、音鉄と言われる類の鉄道マニアである。もしかしたら、別の理由で音撮りをしているのかもしれないけれど。

ここで思ったのは、単なるイケメンでも、単なる音鉄でも自分は興味を示さなかっただろうということ。
私の偏ったイメージだと、鉄道マニアはあまりおしゃれではない。運動もしないから、すごく細いか、すごく太い。すごい偏見なのだと思うけれど、少なくともこれまで見かけた鉄ちゃんはそんな感じの方が多かった。それが、今回見かけた鉄ちゃんは、お洒落でスタイルもいい。

「○○駅、〜」
というアナウンスが終わるとさっさと待合室に戻って音の確認をしているようだった。その雰囲気すら、どこか落ち着いていて、かっこいい。

そんな姿を電車の窓越しに眺めながら、これまで勝手に抱いていたイメージとギャップがあったことに興味を持ったのだな~とひとり納得していた。

ここで更に思ったのは、さっきの音鉄さんは守備範囲が広いなということだ。

何かに注力すると他が疎かになる。
例えば仕事を一生懸命やろうとすると、私の場合は私生活が乱れる。趣味に没頭すると、友だちとの付き合いが疎かになるというような感じ。

時間や体力を全てにまんべんなく注ぎ込むことは難しくて、どうしたって物事には優先順位ができる。そして、何かに没頭すればするほど、他のところに構えなくなってしまう。それは、人の頑張れる範囲に限りがあるからだと思う。

だから、趣味に力を注ぎつつ、おしゃれも手を抜いていない音鉄さんは、すごいなと思った。そして羨ましいとも思った。

私はとても欲張りだ。仕事はちゃんとやりたいし、家事も疎かにしたくない。友だちと遊びたいけれど、旦那といる時間も大切にしたい。そうやってあれもこれもと思ってはいるが、気力や体力はついてこない。だから仕方なく順位をつけて諦めることがその時々で出てくる。

何か没頭するものがあって、それにいっぱい時間や気力や体力を注ぎ込むことができて、それでいて他のことにも手を抜かないようになれたらいいな。でも実はそういう人って、そんなに頑張らなくてもできるんじゃないか。おしゃれをしたり、スタイルキープを心がけたりということが、頑張らなくてもできるから、両立しているのかも…?

いや、人それぞれだとは思うのだけれど。もしかしたらめちゃくちゃ頑張っているのかもしれない、水面下ではめちゃくちゃ足バタバタさせているのかもしれないのだけど、、それはそれで頑張れることがすごいし、羨ましいと思う。

話が広がりすぎそうだから、この辺で考えるのやめよう。

まとめ。何かに没頭しているイケメンは、最強。

以上です(笑)。





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