だから私は孤独を選んだ。
私は人間関係が苦手だ。
小・中学校と私は同級生に馴染めず、学校に行くことができなかった。
お昼休みに教室でひとりぼっちになった時、一人の男の子が突然入ってきた。
ドアが勢いよく閉められ、その男の子と私を二人きりにさせ、廊下にはゲラゲラと笑う声。
この時、初めて「私はいじめられてるんだ。嫌われているんだ。」と感じた。
居場所がなくなった後、自分で居場所を作ろうと行動を始めた。
当時、お笑いが大ブームで、地元でも毎週のようにライブが開催されていた。
私のことを全く知らない場所なら上手く生きられるかもと直感で思った。
通い続けることで、中学生だった私の周りには20〜40代の幅広い友達ができ、
良いことも悪いこともいっぱい学んだ。
結局、某掲示板にあることないことを自由に書かれてしまい、二度目の
居場所がなくなった。裏切られた気持ちでいっぱいになった。
それから、私は一人でも生きていけるようになろうと思考を変えた。
誰かと一緒にいることが自分の居場所ではなく、一人でも自分の居場所は作れることに気が付いた。
読書をしている時、好きなものを頬張っている時、お昼寝をしている時…
自分自身と向き合っている時間こそが、自分の居場所を作っていると。
そう考えることで、生きることが少し楽になったかもしれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?