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#112 コントロール可能なコストと不能のコストに分けて考えよう!

原価率のことを制度会計的な視点で書いてきました。

ここでは、管理会計的な見方で制御可能なコストと不能のコストに分けてみましょう。

制御可能費、統制可能費、裁量可能費ともいいます。

制御可能:旅費交通費・交際費・広告宣伝費・通信費・水道光熱費・会議費・研究材料費・事務委託費など

制御不能:法定福利費・租税公課・賃借料・リース料・減価償却費・慶弔費など

連動:販売手数料・運賃・荷造梱包費など。まあ変動費ね。

ドラッカーの言う管理可能支出の定義で言うと、

減価償却費、設備管理費、設備更新費、設備合理化費、設備拡張費、研究費、製品開発費、設計費、マネジメント関係人件費、経営管理者育成費、販売組織関係費、販売促進費、宣伝費、アフターサービス費と、人事管理費、特に教育訓練費など

不況になると真っ先に削る経費は?

頭文字Kがつく3つ、5つでまとめます。

「3K経費」交通宿泊費、広告宣伝費、交際会議費+教育研修費
      or 交際接待費、会議費、広告宣伝費

「5K経費」 +給与賃金、光熱費
      or+交通費、研修費
だから「政策コスト」、「利益調整コスト」とも呼ばれます。


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