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アートは存在との対峙

本日は、用事で出たついでに「ダムタイプ展」を見てきました。ダムタイプについては、上の展示会の公式サイトに詳しく書かれていますが、私自身は、名前を聞いたことがある程度で詳しくは知りませんでした。ただ、「ダムタイプ」という名前を、センスがいいなぁと前から関心しておりました。展示自体はリニューアルされた作品との対比が面白かったものの、点数がそれほど多くなかったせいか、全体としては正直ピンときませんでした(ごめんなさい)。

他にも皆川明さんの展示なども開催されていて、興味は惹かれたものの、時間の都合で所蔵展「MOTコレクション 第3期 いまーかつて 複数のパースペクティブ」へ。

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こちら、なかなか面白かったです。草間彌生のコラージュ作品には、今から40年以上前に作られたとは思えない瑞々しさがありました。

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こうした作品を見て、アートに共通する面白さとは何か、と改めて考えます。もちろん作家の思いや意図といったものはあるのでしょうが、それが必ずしもわかる形で表現されている訳ではありません。あるいはタイトルや文字があっても、必ずしも作品の理解の助けになるとは限りません。

少なくとも私にとってのアートの面白さとは、それが具象であれ、抽象であれ、何か言語化される手前の、意味を与えられる前の「存在」との対峙なのではないか、と思います。

ちなみに、こちらの方が、アートとデザインの違いについて、上手に説明されています。アートはWhat、デザインはHow。うまいこと言うな〜。



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