[2023年度・宮津農旅インターンシップ]集落を維持する農業のあり方を学ぶ5日間
※今年度の募集は終了しました。
こちらは、2023年度、京都府宮津市(https://www.city.miyazu.kyoto.jp/)と株式会社百章(https://www.hyakusho.org/)が連携し、企画・運営を行う農業インターンシッププログラムです。
従来の農業インターンシップや研修では、農業経営を学ぶことを中心としたプログラムが多く、農業を一つのナリワイとして取り組みたい人にとって少しハードルの高いものでした。
“農”は暮らしの延長線上に、地域の延長線上にあります。
本プログラムでは、企業でガッツリ農作業の知識やスキルを学ぶ、というものではなく、地域に入り、暮らしと繋がっている“農”を体験していただくプログラムになっています。
農への関わり方は人それぞれ。
自分の人生の中に、どんな風に“農”があるといいでしょうか?
そんな風に農と暮らしを考えてみたい方に向けた農業インターンシップを企画したくて、宮津農旅インターンシップをスタートしました。
それでは、2023年度に開催予定の
集落を維持する農業のあり方を学ぶ5日間
について詳しくご紹介させていただきます!
※地域の詳細やプログラムの内容を見なくて良い方は、下記の目次より申し込みへお進みください。
「海がおなか、山がせなか」おだやかな波音が聞こえる集落・養老地区
養老地区は、宮津市と伊根町を結ぶ道の途中にあり、海沿いの家は、ほとんど砂浜に建っていると言っても過言ではないほど海に近い集落です。
家のすぐ後ろには、山があり、まさに「海がおなか、山がせなか」と言われるだけあって、海と山の境目にずらっと家が並んでいます。
田んぼや畑は、ところどころにある川や山間の谷間にまとまってあり、水には困らないし、道路からすぐに入れて作業も比較的しやすい場所が多くあります。
山間を少し入っていけば、京都府立"丹後海と星の見える丘公園"という公園施設があり、この豊かな地域の自然で遊ぶ体験や宿泊なども可能な場所があり、年間を通して多くの方が訪れる場所のひとつです。
"丹後海と星の見える丘公園"から見る宮津湾はとても雄大で、美しく、この地域にある大自然を体感できます。
山と海がとても近く、川から流れる養分が流れ込んだ海は、肥沃な養分にあふれ、美味しい魚が獲れる。そんな循環した自然がこの地域の魅力です。
地域を守る農業チーム「せんごく営農組合」
今回、養老地区での受け入れをしていただくのは、農業組合法人「せんごく営農組合」の方々です。
総勢50名を超える会員さんがおられる、せんごく営農組合さんですが、農事組合法人と言って、各個人の小さな農家がより集まりつくられる会社のような形態をとられて活動されています。
具体的には、米の収穫時期や苗の植え付けなど、農業には1年を通して、数回の繁忙期がありますが、その時には大変多くの人員が必要になります。
そんな時、こうした組合組織があれば、協力してみんなで農業をすることができるのです。
大きく、高価な農業機械でも、みんなで出資しあって買ったものをシェアすることで、それぞれの負担が小さく始められるという点においても利点があります。
また、作物を育てる以外にも、農地を保全管理したり、高齢者となり田んぼの作業の中で重機を使った作業ができない方の作業をサポートしたり、まさに農業を通して、地域を守る活動をされていると言っても過言ではありません!
そんな、まさに地域を守る農業をされている”せんごく営農組合”さんも、若い後継者がおらず苦悩されており、今回当プログラムを受け入れてくださることとなりました。
今後、農業経営をしてみたいと考えられている方には特に良い機会となると思います。
キャベツの採種(種とり)をするための植え替え作業&半農半X実践者との対話
今回のプログラムでは、主にキャベツの採種(種とり)をするための苗をハウスで植え替える作業を中心としつつ、季節に合わせた農作業の実習を行います。
採種の仕事は、企業からの委託(契約栽培)を受けて行う場合が多く現金収入を安定的に得られるところが農業経営をする上でメリットがあり、今回はそうした農業経営についても学べる機会を作りたいと考えています。
また、プログラムの中には、半農半Xを実践している若手との対話の時間も設けています。
橋本学(はしもとまなぶ)さんは、当プログラムを実施する養老地区出身で、一時的に地域外に出られていたものの、Uターンで帰ってこられました。
現在は、宮津市役所での勤務を経て、リモートワークで都市圏の企業の仕事をやりながら、農家としても田んぼや季節野菜の栽培を営まれています。
また、現在、新しい形の農産物の直売所を立ち上げられる準備をされており、まさに半農半Xの実践者です。そんな、橋本さんからリアルなお話を伺う予定にしています!
プログラム実施詳細
プログラムの詳細は、以下の通りです。
実施日時:2023年11月2(木) - 6日(月)
実施地域:宮津市養老地区
実習内容:
・キャベツ(カンラン)の植え替え
・花きの管理作業
・農事組合法人の運営についての座学実習
・若手半農半X実践者との座談会
実習スケジュール(モデル):
※以上が基本形ですが、天候などにより変更される場合があります。
参加費:
大学生 20,000円
社会人 30,000円
※滞在期間中の宿泊・体験料等を含む。
※ポイントでの参加の場合は、日割りで計算します。
滞在拠点:
・民宿すずや(https://maps.app.goo.gl/N3BTLAEGUXeeBXmX7)
※特別な理由がない場合は、こちらの拠点での滞在となります。
※基本は素泊まりとなります。食事は別途料金が発生します。
移動手段:
宮津駅までは各自で来ていただきますが、滞在期間中の現地移動はレンタカーを用意させていただいております。参加者の中に普段より運転に慣れている方がおられる場合は運転をお願いする場合がございます。
集合場所・解散場所:
宮津駅(https://goo.gl/maps/1q7MXoZoNVMyZKkY7)
集合時間は11月2日12時30分とさせていただきます。解散時間は、最終日各自で希望時間に解散可能です。昼食は済ませた状態でお越しください。
※京都・大阪からは阪急or丹海バスがオススメです。
https://www.tankai.jp/kyotoline/
その他、当プログラムについての疑問点などがございましたら、下記の連絡先までご連絡をいただければ、回答させていただきます。
お申し込み(締め切り*10月29日20時まで)
以下のフォームに必要事項をお書きください。
運営事務局より、ご連絡差し上げます。
※期間中、ポイント(数日)での参加を希望の方は、自由記述欄にその旨をお書きください。
※申し込みが定員いっぱいになりましたらキャンセル待ちとなります。お早めにお申し込みください。
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